お米を確保する方法

お米を確保する方法

2025年5月10日 オフ 投稿者:

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

 

みなさんは充実したGWを過ごせましたか?

今年は各地でイベントや、万博なんかもあったりして、出掛けられた方も多かったのではないでしょうか。

 

私はと言うと、トレーニングと日常の買い物や庭でのガーデニングの時間以外は、ほぼ家に居ました。例年、1回くらいは登山に行くのですが、それすらも行かずに、

本当にどこにも出かけませんでした。

 素晴らしい薔薇に仕上がりました!!

我が家の庭では春咲きのバラ ”ベルメール” が開花を迎え、コーヒーを片手に眺めながらくつろいでいました。(時間があるときにやるはずだったYoutubeの動画編集はサボっていました・・)

 

 

新潟のお米でつくられるビール『越後ビール』

お米不足が騒がれる中で飲むお米ビールの背徳感よ。

こしひかりが原料と書いてあると、なんか贅沢な気がしてくる。

 

みんなお米をどうやって確保しているのか

コメ不足と言えば、皆さんはどのように毎日食べるお米を手配していますか?

スーパーなどでは、安いものでも5kg、4000円超えがあたりまえになりつつあります。

アメリカ米や、政府の備蓄米(古米)などのブレンド米でも5kg3,000~3,500円くらいでしょうか。

 

「とても高いよねぇ」

と世間話でみなさんおっしゃいます。なのでこれは共通認識と言ってよいでしょう。

 

あまり突っ込んで質問はしないようにしていますが、甘んじで割高のお米を買っているのか、お米ではない主食に切り替えているのか、はたまた、意外と良いお米の入手方法をご存じなのか。

どの可能性もありそうです。

いずれにしても、食べ盛りのお子様が居る家庭は大変です!

 

だがしかし、米が無い!どうしよう・・などと考えてばかりいても息が詰まる。

家族や親族に米農家関係者が一切いない方々はどうすれば良いのか。

このように心配してしまう方は是非この記事を読んで欲しい。

 

穴場だったふるさと納税での米確保にもメスが入る

 ふるさと納税

有効なお米確保の手法として「ふるさと納税」で米を確保する手段があった。

私は、米不足以前より、ふるさと納税ではお米やミネラルウォーター、ティッシュなどのライフラインの重要度の高い物品を定期的に仕入れていたため、

2024年の7月あたりから騒がれ始めたコメ不足にも全く慌てずに、米を安心して手に入れることが出来ていた。

 

ふるさと納税は、税の控除も受けれてお米も入手できるのだから、有意義と言える。

その手があったか!

と、 ”灯台下暗し” で、最近皆が一斉にふるさと納税で米を返礼品に指定し始めたせいで、ついに問題が発生してしまった。

返礼品のコメ確保できず「納税額返還」か「中身7キロ減」選択求める…岡山・吉備中央町に苦情殺到

岡山県吉備中央町がふるさと納税の返礼品の米を確保できず、納税額の返還か、1口15キロを8キロに減らすかを選択するよう寄付者に意向確認したところ、約2週間で約700件の苦情が寄せられたことがわかった。

引用:Yahooニュース 讀賣新聞オンライン 5/2(金) 12:41配信より

何やってんだ・・みんなが気づいて殺到したときには ”時すでに遅し” です。

みんなが知っていることは時代遅れなんですよ。

いやいや7キロ減はもはや詐欺でしょう!事情が察しても気持ちの整理が付かなそう。

 

政府はこれに黙っていないでしょう。考えられることとして、返礼品の米の量はそのままで、価格だけ跳ね上がるとか、備蓄米(古米)やブレンド米などに置き換えられるなど、いずれにしても改悪しか思い浮かばず、

ふるさと納税だけに頼るのもリスクがあるでしょう。

 

ブランド米であっても出所が不明瞭な米は用心も必要か!?

カドミウム基準値を超えるコメの流通について(情報提供)

秋田県から、別添のとおり、カドミウム基準値(0.4ppm)(※)を超える米の流通を確認し、自主回収を指示した旨の情報提供がありました。
これを受けて、農林水産省は、関係自治体と連携し、関係流通事業者の協力を得て、当該生産者が販売した米の流通実態(小売店舗名、商品名)を明らかにし、1週間後を目途に順次公表してまいります。
また、この公表内容等を踏まえて、厚生労働省は、関係自治体と連携し、流通事業者が円滑に回収を進められるよう、支援してまいります。

出典:厚生労働省 報道発表資料 令和7年4月04日(金)より

世間はあまり騒がれていないが、地味にヤバイ内容。それも厚生労働省からの情報的提供であることからも続報に注視すべきで看過できない。

秋田と言えば「あきたこまち」が有名だが、このようなブランド米もJAなど経由していない一部の流通筋ではカドミウムが基準値を超過したものが流通し自主回収となった模様だ。カドミウムと言えば、金属類であり、長期的に摂取し続けると健康障害が発生する。

古く、昭和時代には富山県で ”イタイイタイ病” というのを教科書で習わなかっただろうか?それはカドミウムの過剰摂取によるものである。骨がスカスカになり、手を突いたり尻もちをついただけで骨折する症状だったかと。イタイどころではない・・。

過度に神経質にならないまでも、安全性についての意識も持っていたい。

 

お米を確保する方法

最後に、令和7年の今お米を確保する方法と、米流通不足を乗り切る案について、まとめていきたい。

良し悪し含めて案や選択肢を一覧にする。

お米不足を乗り切る方法

  • お米以外の主食を増やす(パン類、麺類)
  • お米の消費を減らす(その分野菜や魚を増やす)
  • ふるさと納税でお米を確保する(割り高になりつつある)
  • 道の駅での販売に目を光らせておく
  • 米商店又は米農家から購入する
  • 農地のシェアオーナーになる
  • 五穀米などの雑穀米やもち米などにも目を向ける
  • 保存用に玄米や籾付きのお米も買っておく

1つ1つ簡易的に述べていきます。

お米以外の主食を増やすのは、一見良くないようで、意外と悪くないと思います。

確かに、お米は日本人に重要で、主食として食べて欲しいと思っています。ですが、パンや麺ばかりだと偏りが心配になりますが、原料の選び方や調理次第で健康的な食事を摂ることが出来ると考えます。

国産の小麦を選んだりしてもいいし、料理のレパートリーが増えるきっかけにもなるでしょう。

お米の消費を減らすこともその1つで、方法は週にお米の日の日数を決めるか、ご飯を一度に炊く量を4合から3合に減らすなどで消費を減らせばよいと思います。

減らしたぶんは、先ほどのパン類や麺類に置き換えるか、その分、ふんだんに、野菜や魚の量を増やして栄養面と満腹感を満たせばよいでしょう。

豆腐や大豆などもいいですね。

オーガニック野菜のビュッフェ

私は時々、ベジタリアン向きの野菜メインのレストランに行き、たくさんのオーガニック野菜を食べます。

写真は、ほうれん草とケールと小松菜、赤タマネギ、人参と大根のピクルスです。

白ワインと魚系の料理と一緒に食べます。

世の中には野菜嫌いの人が多く、そこが少し、残念に思います。

上記の方法でお米へのこだわりが減れば、お米に悩むことも減り、楽になります。

世間の米騒動は完全スルーのガン無視でもいいかも。

 

やはり、確実にお米を確保したいよ。ということであれば以下の方法。

ふるさと納税には引き続き、アンテナを巡らせつつ、車で出かける方であれば、道の駅などの販売情報も調べておきましょう。

今年のゴールデンウイークでは、千葉県木更津市の道の駅で、お米の掴み放題が話題になりました。

このような升いっぱいにお米を詰めるだけ詰めて(たいして詰められないだろw)500円ということから、現地ではそこだけ列がとんでもないことになっていたとか。

 

米商店や米農家から仕入れ居る方法も忘れてはなりません。

どっちにしてもスーパーも高いのだから、確実に国産米を食べたいのであれば、意外にもそこまで割高ではないお米を購入できるかもしれない。

私は2024年は米農家から購入したのと、ふるさと納税分の2本柱で、スーパーでほとんどお米を買うことはありませんでした。

 

もう一歩踏み込んで、農地のシェアオーナーになる方法があります。

オーナーと言うと敷居が高いように思われるかもしれませんが、そうでもありません。

あまり知られていないだけです。

買うよりかは割高になりますが比較的、市場に左右されずに確実に国産米を食べたいということを実現しやすいです。(天地災害があるので100%の保証はない)

様々な呼び名があるが、おおむね以下のように呼ばれる。

・ファームシェアリング

・農地シェアオーナー

・田んぼオーナー

・棚田オーナー制度

・里山シェア

簡単に言うと、不特定多数で幾ばくか出資して、ある程度のまとまった金額にすることで、農家が代わりに田んぼや畑を管理(自分がやっても構わない)してくれるという制度だ。

オーナーになれば、作物を入手する権利が得られ、収穫時期になると野菜や作物が送られてくる。(自分で収穫しに行っても構わない)

農業の体験ができることと、確実にそこで採れた作物が食べられるのと、田畑の維持発展につながることから、このような制度が存在するのです。

棚田というのは、段々畑のような田んぼであり、狭く耕運機なども入れず、手で植えるしかなく、管理が大変で、効率が悪い田んぼと言われている。

放置すればたちまち荒れるだろう。このような棚田も出資して誰かが維持してくれれば、日本の文化的遺産とされる里の景観も良くなることから、棚田の維持は重要と考えられている。

引用:クボタの田んぼ

手植えは本当に大変だ。シェアオーナーになる事で、このような田植えの農業体験などもできるところも多いので、お子さんが居る家庭などでは良い体験となるだろう。

私が今年オーナーになった北海道の田園も、田植え体験ができる場所だった。

日本はそこらじゅうに田園があるので、シェアオーナーを募集しているところも色々な場所から選べるぞ。

私のホームグラウンド、丹沢も麓の大井松田で里山シェアしている農地があり、お米と野菜と、みかんなどの木のオーナーになれるところがあった。

 

金額は、ピンキリで、出資額が大きいほど、収穫物のリターンは大きい。

ただし、スーパーなどで買う野菜やお米よりは割高になるので、これは安く手に入れる方法案ではなく、

収穫時期に、より確実に、国産の農作物を憂うことなく入手できる方法と捉えて欲しい。

相場はご家庭で食べきれる量の農地と考えた場合、数万円から数十万円といったところでしょう。

私は9月から12月にかけて40kgもの米が送られてくる予定になっている。新米の時期が楽しみである。足りない分だけ買い足せばよい。

 

お米を備蓄したいのであれば、玄米か籾付きの米を買って、乾燥した冷暗所で適切に保管する方法もある。

精米した白米は3カ月もすると品質は落ち、味が落ちるという。

 

それが籾付きの米であれば、1年半は鮮度が保たれると一般的に言われている。

食べる前に食べる分だけ精米すれば良いのだ。

秋収穫の米を籾付きで余分に買っておいて、翌年に精米して食べる方法も。

誤解されがちだか、買い占めているのではなく、確実に消費する必要量を買っているのであって、心穏やかに質素に消費しているといったスタンスでいればよい。

 

スーパーの米コーナーを漏れなくチェックするストレスからは開放されるだろう。

この記事で紹介したお米不足を乗り切る8つの方法を検討いただき、楽しくコメ流通不足を乗り越えて欲しい。ではまた!