
希少!?生息していないはずのキノコが丹沢に
山仲間から1枚の写真をいただきました。
具体的な場所は避けますが、丹沢で撮影したとの事。
これはいったい、何のキノコだろうか?
写真の特徴から見るに「タマゴテングタケ」という種類が最も近いか。
ところが、Wikiによると、タマゴテングタケは北日本にわずかに生息していて、見つかることはほとんど無いとしている。なぜ丹沢で生息しているのか。
特徴について、Wikiから抜粋してみた。上の写真と見比べしながら特徴を比較してみて欲しい。
タマゴテングタケ
タマゴテングタケ(卵天狗茸[2]、学名: Amanita phalloides)はハラタケ目テングタケ科テングタケ属の中型から大型のキノコ(菌類)。致命的な毒キノコの一つとして世界的に知られる。
中型からやや大型で、傘の直径は5 – 15センチメートル (cm) 程度。
典型的な個体では傘は緑が混じる黄褐色でオリーブ色などと称されることも多い。
柄は白を基調とし、やや傘色を帯びることがあり、しばしば小鱗片からささくれ状となり[2]、だんだら模様が現れる。
夏から秋にかけて、ブナやナラなどブナ科広葉樹木林の林床に発生する
ヨーロッパに広く分布し、ロシア西部から北はスカンジナビア半島、南は地中海沿岸地域にまで見られる。
日本では北日本で稀に見つかるともいわれるが、発見例は少ない。
ドクツルタケと並び世界的に有名な猛毒キノコで[2]、肝臓・腎臓を破壊する致命的な猛毒種として知られる。全世界のキノコ中毒による死者の9割が本種によるものといわれるほど、各地の分布域では恐れられている種である。
出典:Wiki タマゴテングタケ
黄金にも見えるオリーブ色で、柄が白く、撮影された時期と生息時期の重なりから、タマゴテングタケの特徴に一致する部分があるとも捉えられる。
生息しないはず!?それとも、稀に生息するのか。不明である。
あとは、似た種類で、キタマゴタケとタマゴテングタケモドキがあるので、ひょっとしてその類かもしれない。
人間と消化管の構造の異なる虫などは、このような毒キノコでも平気で食べるようですが、一見食べれそうな名前の「タマゴテングタケ」は間違っても食べてはならない。
丹沢は意外にも多様な動植物が生息しているのかもしれない。ではまた!