
【社会人必見】文章の書き方講座「比喩表現」
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
世界の言語の中でも日本語は特に難しいと言われるだけあって、
色々な言い回し次第で、面白い表現が可能です。
日本語表現の文法の中で「比喩」という表現技法がありますが、
簡単に言うと ”例え話” を簡潔に述べる表現になります。
本を読むと、時折、巧みに比喩表現を見かけるときがありますよね。
比喩表現とは?
比喩表現を使うことの効果は絶大なものです。
・よりイメージし易くなる
・より愉快で楽しい文章になる
・より印象的に伝わる
・想像力と興味を掻き立てる
どうでしょう。使わない手はありませんね。
社会人の方には特に知っておいて欲しいです。
以下、例文です。
①待ち合わせは、キリンのように、木が真っすぐ立っている場所ですよ。
これは見上げるような木がスラっと目立っている場所なんだろうなと、想像をすることができます。
②彼は、まるで朝カーテンを開けた時のように目を細めた。
想像しただけで、こちら側も眩しくなってしまうような例えですよね。
このような他のイメージできる何かに例えて表現する方法を比喩法と言います。
上手に使えれば、あなたの文章(言葉)のレベルがグッと上がって見えますよ。
ここぞ、という時に使ってみてください。
注意点は?
比喩表現を使う時に、一度立ち止まって考えて欲しいことがあります。
それは、 例えが悪いと、逆効果になる。 ということ。
まったくイメージできないマニアックな例えでは、想像が浮かばずモヤモヤするだけで、肝心な話が入ってこないですし、下手すれば誤解も生じます。
また、比喩表現を乱発しすぎるのも注意が必要です。
単に効果が薄くなるだけでなく、話や文章に集中できず、相手を疲れさせてしまうでしょう。
比喩表現であなたの文章を印象的に!
比喩表現の最大の効力は説得力が上がることです。
占い師が言ったことが当てはまっていたりすると、説得力が大幅に上がりますよね。
本当は大部分の人にも当てはまるのだけれど、それを占い師が言うだけで、さも自分だけに当てはまっていると感じ、凄いと思い込んでしまうことを「ディドロ効果」と言い、
比喩表現もこれと似ていて、
大部分の人でも分かることを、例えに出してイメージさせることで、
あるある!わかるわかる! と、ドンピシャな共感を得られることで説得力にも繋がるのです。
当ブログでは、このように、文章の書き方講座を運営しています。
興味がある方は、当ブログのプロフィールページより、
Noteの「働く人のための文章の書き方講座」より概要を確認してみてください。
ではまた。