ホリエモンについて思うこと
TOP画像はDIAMOND onlineより
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
「ホリエモンについて思うこと」なんてタイトルにしたら読まれるだろうか。
登山とはまったく関係ないのですが、こういう記事が読まれるんですよねぇ・・・
ホリエモンを好きなやつなんかいるのか?
忖度なく書きます。
ホリエモンが好きか嫌いかと言われれば「嫌い」になります。
油ギッシュで、ギラついていて、コメントが腹立たしいので、正面から見たら嫌な奴なわけです(笑)
毎日ジムに通っているらしいが、その割には全然痩せないし、カッコ良くもスマートでもない。
恐らく、容姿や体型に多少のコンプレックスを持っていそうな感じが伝わるが、
表舞台で自分の顔をデカデカとさらけ出し、むしろその容姿そのものがトレードマークになっている。
一種のナルシストでさえあると思う。
ホリエモンという、ドラえもんの体型と名前を揶揄する通称は自分が考えたのか、誰かが考えて付けたのか分からないが、しっかりと定着し、彼のブランドを作り上げることに成功している。
これらが得てしてなのであれば、彼は根っからのビジネスマンなのかもしれない。
動画を開けばしょっちゅう出てくるホリエモン 「もういいよ、ホリエモンは」と言わずにはいられない(笑)
対談するにしても、ソロでコメントをするにしても、とにかく人を馬鹿にする内容が多く、言葉の中に「バカ」を多用することが嫌悪感を抱く根源になっている。
本でも動画でも文書や記事でも、とにかくタイトルに
○○やってる人はバカ
○○やっていない奴はバカ
など、何でもかんでも ”バカ” を付けること自体が正に「馬鹿の一つ覚えではないか」とすら感じた。
ホリエモンの本を読んだだろうか
しかし、本を読んでみると、また違ったホリエモンが出てくる。
実は私はホリエモンが書く本というか、文章が好きなんです。
分かりやすく読みやすく、文法の使い方やパターンなど、私が理想とする文章の書き方に近いイメージになっていて、つい読んでしまいます。
これまで4~5冊は読みましたが、覚えているのは以下。内容や書き方はブレないので、ゴーストライターではないと思ってます。
堀江貴文 多動力、後悔しない生き方 2冊セット Amazon
どれも面白い。これ以外でも良いので、是非1冊は手に取ってみて欲しい。
ホリエモンが極端に馬鹿にされない理由に東京大学に合格していることが挙げられる。
ホリエモンに対しては「さすが東大!」という声と、「それでも東大か!」という両極端があり、そのため好き嫌いが分かれているようだ。
ただ、本を読んでいると、私のような「馬鹿」でも分かりやすく読みやすいようにまとめられていて、内容はそっちのけで感心した。
例えば上記の『時間革命』については、スマホをフル活用することが効率化の1つだと強く訴えている。ただそれはどの本にも必ずスマホを駆使しろと書いているので毎回毎回の決まりパターンだ。
私はスマホすら持っていないので、くだらないと言いたいところなのだが、嫌な奴に1秒たりとも無駄にされたくないというストイックな考え方には賛同できる。
しかしながら、本の表紙に「バカ」というフレーズを使ったり、必ず自分の写真が表紙になっていたりと、どこまでもホリエモンなとことが全く以って ”胃がもたれる” 笑
野口健さんを煽るホリエモン
テレビや動画と異なり、本の中では、世のため人のために丁寧にメッセージを綴っていて、実はメディアで発言しているホリエモンは、キャラづくりやスポンサーへの配慮などによるポジショントークであって、本当は至極まともな人間なのではないか。という、私の持つ「嫌い」というイメージとは逆説的な見方も出来る。
となると、わざと「バカ」と言えば大衆は腹が立ち、話題となる。しかしそれは彼にとっては願ったりかなったりで大歓迎。もちろん、痛快な毒舌は一部には刺さりファンも得られる。
まさに願ったりかなったりの図式が出来ているのかもしれない。
「ひろゆき」もその戦法に近い。
SNSなどではしょちゅう煽りまくっているではないか。
ホリエモン、野口健氏の登山の危険性を訴えるツイートに「頭悪すぎて笑う」
野口氏はツイッターに「山岳関係団体が登山自粛を呼びかけ」とした記事を貼り付け「確かにこんな時こそ山で癒されたくなる。しかし、山に登るためには移動をしなければならない。山が混み合えば他の登山者に感染させるかもしれない。仮に遭難者が感染していたらレスキュー隊に移してしまうかもしれない」とつづった上で「自然を相手にしている山屋には『待つ力』があるはず!」とツイートした。
この野口氏の提言に堀江氏は「頭悪すぎて笑う」とつづった。このツイートにフォロワーから「海や川を禁じられた頭悪い人たちが今度は山に殺到するからですよ」と書き込まれたが堀江氏は「家で家族から感染するよりよっぽど確率低いと思うけどな」とツイートした。
さらに「ハイシーズンの山小屋が2人~3人で一枚の布団を共有して寝ていることとか、人気の山は登山道で渋滞して人が行列してしまうこととか知らないんだね」との書き込みには「人気の山に行かなきゃいいだけの話だろボケ」とつづっていた。
SNSでは穏やかではない言葉で日々暴れている模様です 苦笑
売り言葉に買い言葉を自らが呼んでいるようにしか見えません。あまり賢く見えないのですがこれも彼の戦略なのでしょうかね。
ここは登山ブログなので、敢えて登山に関するツイートを引用しましたが、ことに、このツイートに関して私個人的には完全にホリエモンの意見を支持します。
ホリエモンが正しいと私は考えますが、当時は外出自粛することが”社会的”には正しいとされていました。
一方でホリエモンは「バカ」の使い方にバリエーションもあるようだ。
ホリエモンが「自分がバカだと知っている人は強い」と語るワケ
あなたが英語と長く付き合っていけるかどうかは、実はもうその時点で線引きされている。
初心者であれば、コーヒーすらまともに頼めないこともあるのではないだろうか。僕にもその経験があるから分かる。なにしろ日本ではカタカナで「コーヒー」と頭に刷り込まれているのだから最初は仕方がない。
便宜上、カタカナで示すが、正確にはcoffeeは「カフィ」のように発音しなければ伝わりにくい。でもそれを知っている人が意外に少ないのだ。
だから、旅客機に乗って初めて、「どうして伝わらないんだ」という悔しい思いをする。
それでいいのだ。
これがホリエモンの文章の書き方です。表現がソフトで分かりやすく丁寧なのがメディアのイメージと異なります。
いずれにしても、
ホリエモンからすれば 「嫌ってくれてありがとう」なのかもしれない。
ホリエモンの本は、活字が苦手な方でも読みやすいです。
話し方や容姿は好きになれないが、本を買ってしまう私は、残念ながら彼にとっての「お客さん」に過ぎないのだった。
ライター、文章執筆化として尊敬します。ではまた。