2024年12月現在 全国インフルエンザ流行状況
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
あっという間に師走になり、今年ももうわずか。
いかがお過ごしでしょうか。
年末にかけては皆さん仕事にプライベートに大忙しと思いますが、
体調は万全な状態で年越しをしたいものですよね。
あまり話題には?なっていないようですが、インフルエンザの流行状況はどうなっているか。
少し流行の兆しがあったため、2024年12月1日のインフルエンザ流行について
リアルタイムでお届けします。
2024年12月インフルエンザ流行とその考察
2024年第47週の定点当たり報告数は2.36(患者報告数11,678)となり、前週の定点当たり報告数1.88よりも増加した。都道府県別では福岡県(5.79)、山形県(5.65)、沖縄県(5.52)、鳥取県(4.28)、長野県(4.09)以下略。
どうだろうか。マップ上ではまだ白い場所が多く、気になるほどは流行していない。
これは、2024年 第47週 (11月18日~11月24日)の集計結果である。
インフルエンザ患者の多いTOP5都道府県も、バラけており、特定のエリアで特別に流行っているわけでもなさそうだ。定点当たりの報告数は2.36ということですが、まず「定点」とは患者報告数をカウントしている病院施設を指します。
したがって、定点当たりの報告数2.36とは、1つの病院で平均2名のインフルエンザ罹患者が発生している。と、このように認識してもらえるとよいです。
沖縄は第5位で5.52とやや流行っているように見えるが、実は9月から11月上旬までは、沖縄県での定点では11をという数字をたたき出しており、長らく高止まりしていました。
季節外れと言っても良いでしょう。
それが今や5.52ということを考えると、当初からは終息しつつあると判断することが出来ます。
ぶり返すことが無いとも言えませんが、次回の報告では更に下がり、TOP5からは消えると私は予測します。
闇雲に警戒するよりも、このように長期で観測するなど、こまめな情報収集によって状況を把握することで心理的にもゆとりをもって感染症対策が出来るだろう。
東京在住の私にとっては、隣の千葉県がマップ上で黄色くなっているから注意も必要になる。
妙なのは、昨年との大きな違いがあることだ。
これは去年(2023年)のまったく同じ時期の集計報告結果です。
日本地図が真っ赤ですし、今の状況と全く異なりますよね? 冬の時期、少なからず流行するインフルエンザも年度によって流行の兆しが変わることも当然あるため、たまたまこうだったと結論付けることも否定しないが、私の見解は違います。
このような差がどうして表れているのか、私のブログの記事をよくお読みの方であれば大方の察しはつくのではないでしょうか? ではまた!