【2024年】トレラン20km~70kmのレースで使いたい注目すべきザック5選

【2024年】トレラン20km~70kmのレースで使いたい注目すべきザック5選

2024年11月16日 オフ 投稿者:

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

タイトルの通り、トレランのレースにおいて汎用的に使えるザックを厳選します。

 

ザックも大事に使えば長く使えるのですが、私がトレランを始めた2016年から時が経ち、

各ブランド着実に進化している印象があります。

だからこそ、時々アップデートしておきたいですよね。

 

ザックを選ぶ際、容量を考えると思いますが、

まるで薄手のベストみたいで衣類のように着用する5L程度のサイズから、

登山でも出来そうな20Lサイズまで、トレランと言っても幅の広いラインナップがあり悩みます。

 

5~8Lは、必携品が収納できない可能性や、食料水切れを起こすリスクがある代わりに、非常に軽く体への負荷が小さいため、短時間でゴールできる上級ランナーが装備したりする。

一方、20L以上は重さはあるが、大量の水や食料が詰め込めるので、数日にわたるウルトラの距離だったり、補給できるエイドがほとんど無いようなレースで活用する。

 

しかしそういったザックは、特定のレースで生かす特異的な部分がある。

そんな中、10L~15Lのサイズはバランスが良く初めてトレランに挑戦するような方には特におすすめしたいと私は考えています。

 

そこで、2024年11月時点で購入可能な最新のザックのうち、

距離20km~70kmくらいのレースで汎用的に使える10L~15Lのサイズに限定して、

かつ、私自身が実際に買いたいと思えるラインナップを5選、紹介します。

 

ぜひ、ご覧ください。

 

 

1 Mont-Bell(モンベル)クロスランナーパック15

  

引用:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1133327

 

やはりモンベルは外せなかった。実際使っている人は今のところあまり見かけないが、初心者にはおすすめできる仕上がりだと思う。

注目したいのはモンベルの開発力とコストパフォーマンスの高さだ。

軽さ、機能共に、時代に合わせていると感じる。

重さ 308g

容量 15L

機能 ポール収納、前面収納ポケット、ハイドレーション&ボトル両方に対応

価格 12,540円

本日紹介するザックで最も安いが耐久性が心配だ。

 

 

2 MILLET(ミレー)トリロジー スカイ15+

引用:https://www.millet.jp/c/hardware/backpacks/29l/MIS2333

 

フランスのメーカー、ミレーもトレランのアイテムを扱っているが、やや登山寄りの面がある。丈夫さや品質の良さが窺える。

重さ 500g

容量 15L

機能 ポール&ピッケル収納、ハイドレーション&ボトル両方に対応、高耐久&高耐水

価格 37,950円

本日紹介するザックで最も高額。贅沢品にも思える。

 

 

3 OSPREY(オスプレー)デューロ15L

引用:https://www.lostarrow.co.jp/store/g/gOS55551001006/

 

アメリカのブランド、オスプレーも登山ザックではお馴染みである。オスプレーと呼ばれる鷹のマークがトレードマークだ。ポケット収納の多さは、軽さを犠牲にするが機能性を感じ、流線型のデザインはいかにもオスプレーらしさを醸し出している。

重さ 750g

容量 15L

機能 ポール収納、ハイドレーション&ボトル両方に対応、多機能収納

価格 24,200円

価格帯はちょうど中間に位置している。重さが気になるため使い勝手の良し悪しで評価は分かれそうだ。

デザインも好き嫌いが分かれそう。勿論私は好きだ。

 

 

4 LAIDLIGHT(レイドライト)レスポンシブ12L

 

引用:https://raidlight.jp/?pid=173094281

 

レイドライトもミレーと同じフランス発のメーカー。外国人選手で愛用しているのをレースでよく見かけるため、日本人離れした独特なデザインと言うイメージ。

ミレーは登山寄りであることに対し、レイドライトはトレランに特化していると言えよう。

体に密着感する無駄のないデザインはまさに体の反応に答えるがごとく、レスポンシブの名にふさわしい。

重さ 230g

容量 12L

機能 ポール収納、前面&背面ボトル対応、9ポケット収納、

価格 20,460円

意外と安い。またスキーブーツ固定で用いられるマイクロメトリックバックルの採用もユニークだ。デザインに関しては好き嫌いが分かれそうであり、使い勝手もクセがありそう。それゆえ、ハマる人にはハマりそう。12Lと小容量ということもあるが、今回紹介の中で最も軽量であることも見逃せない。耐久性には少し心配がある。

 

 

5 MONTANE(モンテイン)GeckoVP12+(ゲッコー)

 

引用:https://www.montane.co.jp/product-page/gecko-vp-12l-%E3%82%B2%E3%83%83%E3%82%B3%E3%83%BC-vp12l-%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9-%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC-acer-red

 

イギリスのブランド、モンテインからゲッコーの紹介。

軽さや形づくりなど、負荷低減を突き詰めたようなコンセプトからラインナップすることになりました。

モンテインはデザインも奇抜で尖った製品が多いのが私の印象(笑)

重量 265g

容量 12L

機能 ポール収納、ハイドレーション&ボトル両方に対応、ストレッチロワーアクティブストラップ

価格 36,300円

近くで見るとまるで亀の甲羅のような奇抜なデザインだがフィット感は人体構造と解剖学の観点から徹底的に考え抜かれたもの。揺れに対する安定感はありそうだ。

鎖骨の下あたりのハーネス部分、ストレッチロワーアクティブストラップと呼ばれるそうだが、体への負荷が軽そうだし、フィット感も良さそう。値段が高額なのと、着脱がクイックに出来るかが気になるところ。またデザインも好みが分かれるだろう。

 

 

10L~15Lのザックは汎用性が高い

いかがでしたでしょうか。20km~70kmのレースで使いたいザック5選。

最も良心的な価格のモンベルも良いですが、耐久性と愛着を考えると他のブランドも十分選択肢に入るかと思います。様々なモデルから厳選しましたので周りの選手からの注目を浴びること間違いなしです。

いずれにしても、次回買い替えるならこのラインナップの中のどれかを選ぶと思います。

 

15Lは少し大きすぎません?と思われるかもしれません。

しかし、リスクのある山だからこそ、容量は重要になってきます。

この視点から、とりわけ初心者の方にはこのサイズ帯のラインナップをお勧めしている次第です。

 

今回の記事が参考になれば幸いです。ではまた!