捨てるのはまだ早い!錆びたファスナーを復活させるスプレー【効きすぎ注意】
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
ギチギチ!と根が張ったように微動だにしないくらい、登山ザックなどのファスナーが錆びてしまったことはありませんか?
私はあります(笑)
無理に引っ張るとファスナーの金具ごと千切れてしまします。
まだ使えるのにファスナーのせいだけで捨てざるを得ないなんて悲しすぎますよね。
でも、捨てるのは待って!登山ザックやトレランザックを捨てないで済むかもしれません。
これから錆びたファスナーを復活させる潤滑油を紹介します。
どん!!
これです。
『EVERS(エバース)メタルケアー』という商品です。
自動車、自転車、オートバイなどの機械部品に向けた、防錆、浸透潤滑油でございます。
かるく吹き付けて拭くだけで自転車の錆びたチェーンの薄いサビなんかは取れて、動きも滑らかになり重宝しています。
類似商品では有名な「KURE(クレ)5-56」なんかがメジャーですが、どちらかというと洗浄や軽い防錆というイメージ。
こちらのメタルケアーは浸透潤滑が超強力で、サビで動かなくなったネジやナットやボルトなんかが緩んでくるほどの威力がある。
なので、軽い防錆のつもりで吹きかけると、「ポロっと」部品ごと外れてしまうことになりかねないので、
効きすぎ注意! なアイテムなのである。
「あ、やっちゃた・・」
私も浸透させ過ぎて、自転車のベル、チェーン、ナットが外れてしまったことがあります。
私はこの「メタルケアー」を登山ザックやトレランザックのファスナーのサビ落としに使うことがあります。
たとえば、このサロモンのファストパッキング用のザック。ファスナーが錆びて開いたり閉じたりすることが出来なくなってしまいました。しばらく使っていなかったのですが、なんと4カ所中、4カ所が錆びていました。
ファスナーのチャックの部分、分かりますか?
毒々しい緑色に変色しています。
これは俗に「青サビ」と言われていて、銅やクロムなどの素材に汗や水が付着することで起こる化学変化になります。
どう取り繕っても毒々しく、見た目に衛生的ではありません。
あまり見たいものではない。
とは言いましたが、青サビ自体に毒や害は無く、人体には影響がないとされています。
温泉などにある銅の蛇口はだいたいこの「青サビ」が付着していますものね。
しかしながら、錆びてファスナーが開かなくなている現状をどうかしないと、このザックも使い物になりません。
そこで活躍するのが ”メタルケアー” だ!
ファスナーの金具とチャックの錆びた部分にノズルを差し込み、プシュー!と
軽く吹き付けてください。
浸透するのに少し時間が(概ね10分くらい)要しますが、
試しにチャックを開こうとするなり、あら!不思議! するっとチャックが開くようになっているではありませんか!
ということで、見事に復活を遂げたのである。
自転車愛好家の方が使われていたので、私も買っておいたのですが、
役に立つ時が来ました(笑)
その他、ドアのカギ穴とか、錆びに関しては色々と使えると思います。
ただ、効きすぎ注意ですけれども^^;
EVERS(エバーズ) オイル メタルケアー(浸透・潤滑・防錆剤) ノズル付 除湿/洗浄 Amazon
一家に一本!メタルケアー。 いかがでしょう。
ではまた!