【特集】登山中に出会った野生動物 ①テン
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
日本の山には数多くの野生動物がいます。
はからずも偶然、遭遇する時ってありますよね。
出会う確率は意外と多いのだけれど、刹那の瞬間すぎるので撮影できることは稀です。
ということで、筆者がこれまでにたくさんの野生動物たちと遭遇してきた中で、
カメラに収めることに成功した事例を写真と共に状況を振り返ります。
丹沢山系 テン
今回は、丹沢山系で遭遇した野生のテンです。
こちら、ご覧ください。
ひょっこり顔を出しているので見えにくいかもですが、テンです。
「よんだ?w」
出典:ORICON NEWS
呼んでません(笑)
写真に撮影年月日と時間が記されていますが、
2018年の3月18日、5時46分にテンに遭遇しました。
場所:丹沢山系、中央丹沢、玄倉林道入ってすぐのところ。
この時期はまだかなり寒く、稜線は残雪や樹氷が広がっている時期でもあります。
5時46分は日の出直後または日の出前だったかもしれません。
(写真の補正もあり明るいですが)
入山した時はまだ暗かったです。
丹沢の中型動物では、タヌキ、テンやアナグマは普通に見られ、キツネやイタチは減少傾向、ハクビシンは増加傾向にあるようです。ニホンオオカミとカワウソは丹沢でも明治以降に絶滅しました。
あっ!逃げたっ!
好奇心げにこちらを伺っておりましたが、やはりパーソナルスペースはあるらしく(笑)
5mくらいに近づいた時に猛ダッシュで逃げていくのでした。
丹沢ではテンが普通に生息しており、よく見られる野生動物の1つだ。
テンは季節により毛色が異なり、冬になると黄色になると聞いていたが、
その通りだった。
写真は1匹しか写せていないが、付近にもう1匹おり、若い ”つがい” ではないだろうか。
長い登山経験の中でも、これだけしっかり撮影できたのはこのときだけである。
ではまた!