【花の百名山】誰にも注目されない両神山の「ドウダンツツジ」
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
両神山はこのブログでも高頻度で紹介してしておりますが、
奥秩父を代表する日本100名山の1座であります。
又、同時に「花の100名山」の1座でもあり、高山植物好きの登山者に愛されています。
さて、そんな両神山ですが、
冬はロウバイ、セツブンソウ。春はサクラ、ヤシオツツジ、シャクナゲなどの花が注目され、それを目的に登らる方も多いです。
シャクナゲ
ヤシオツツジ(アカヤシオ・シロヤシオ)
上記はいずれも私がバリエーションルート上で撮影したものです。
4月~6月は特に種類多くの花が楽しめるので登る時期としては最もおすすめですね!
でも、私がもっとも美しいと思った花は ドウダンツツジでした。
ドウダンツツジ (雨の中の撮影につき、水滴がついています)
私はこれを最初 ”ヨウラクツツジ” と勘違いしていたようですが、良く調べるとその特徴はドウダンツツジではないか。と判断するに至ったのである。
少し、距離を取って撮影。あいにくの天気だが、素晴らしく見事。
これがですね、いくら調べても出てこないんです。
両神山のドウダンツツジが「名花」として扱われていない・・
ツツジやシャクナゲばかり検索でヒットするのですが、ドウダンツツジは全く出てきません。
これは恐らく、メジャールートでは拝見することが出来ず、一部エリアにのみ自生しているのではないかと思うのです。
確かに、日向大谷口バス停からのメジャールートでは見かけません。
しかしながら、ここまで5~6回両神山に登ってきた中では、
ドウダンツツジこそ両神山の “名花” であると言いたいです!
ドウダンツツジは古くから日本に自生している日本原産でツツジ科の落葉低木です。
落葉という事は秋には紅葉し冬に落葉。これだけ花が美しく低木なのだから、家庭の庭などでも楽しめるのではないか!?と、ふと考えたところですが、
やはりホームセンターなどで改良品種などが販売されている模様。
いつか、我が家の庭でも育ててみたいと思います。
いかがでしたでしょうか。
こんなに素晴らしい花があるのに気が付かない、見つけられないというのはあまりにももったいないです。
有名な花に隠れ、クローズアップされない隠れた名花を探す登山も面白いですよ。
ではまた!