どうも疲労が抜けない時、酸素カプセルを活用する

どうも疲労が抜けない時、酸素カプセルを活用する

2024年5月7日 オフ 投稿者:

皆さんこんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

 

最近どうも調子が良くない、疲労が抜けない。

悩まれている人も多いのではないでしょうか。

 

特別体に異常をきたしてないと判断できる時、私の疲労抜きとしては

電気治療や温泉、サウナ、ジョギング、ストレッチなどで気持ち疲労を抜くことが出来ますが、

手っ取り早く、かつ効果が高いと感じるのが「酸素カプセル」です。

あくまで個人の所感に過ぎませんが、とてもスッキリするため積極的に活用しています。酸素カプセルに入った後の体には高濃度の酸素が溶け込んでおり、約2日間ほど持続した状態との事。それはスーパーマリオでいうスターで一定時間無敵になった状態という気分にさせてくれます(笑)

アスリートも病後、疲労時、怪我の治療に合わせて酸素カプセルを取り入れている選手も多いです。

全身目一杯酸素を取り込んで、体も軽く、とても気持ちが良いです。

 

1時間入れば4時間の睡眠に匹敵する疲労回復が望めると言われていますが、スッキリ感はまさにその通りだと感じています。

長時間労働や睡眠不足が続いている時に利用すると効果を実感しやすく、金曜日の仕事上がりで、土曜日日曜日にトレランの大会があるときなんかは、一旦疲労をリセットする意味でも活用しています。

したがって、私にとっては無くてはならないものです。

 

民間の整体院などでは1.3気圧の酸素カプセルが設置されているようですが、専門の医療機関などでは1.9気圧の高酸素濃度の設備があり ”酸素療法” として、病後の回復に利用されています。

これに及んでイスラエルでは、新型コロナ後遺症の回復に有効な結果を示したことを研究で発表しました。

新型コロナ後遺症に「酸素療法」が有効か テルアビブ大学が発表

イスラエルのテルアビブ大学サックラー医学部が先ごろ発表した研究結果によると、新型コロナウイルス感染症の後遺症(ロングコビッド)に悩む60人のうちおよそ半数は、感染してから3カ月以上が経過した後も、心臓の機能が低下していた。

筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の症状と類似しているとされる新型コロナ後遺症の主な症状には、呼吸困難、ブレインフォグ、うつ病や不安障害などの精神症状、嗅覚・味覚の喪失、長引く咳、体の痛みなどがある。

こうした症状を緩和させる方法を探るため、マリーナ・ライトマン教授が率いるテルアビブ大学サックラー医学部の研究チームは、ロングコビットの患者60人を対象に「高気圧酸素治療」のランダム化比較試験を実施した。

研究チームは、心機能が低下していた29人のうち、16人に高気圧酸素治療を受けてもらい、ほかの13人は「対照群」とし、酸素マスクを装着して21%の濃度の酸素を吸入してもらった。

8週間わたり、週に5回の治療を受けてもらった結果、酸素マスクを着けて90分間(20分ごとに5分の休憩を挟みながら)、濃度100%の酸素を吸入した16人には、心機能の改善が確認されたという。

研究チームは5月10日からスペインのバルセロナで開催された欧州心臓病学会(ESC)と欧州心臓血管画像学会(EACVI)の年次学会で、この研究結果を発表した。

引用:Forbes Japan サイエンス ヘルスケア 2023.05.25記事より

偽物の酸素マスクと比較して、改善に明らかな差が認められたということのようです。

そもそも病後の回復に利用される酸素カプセルなので、当然注目はされていたことでしょう。

(週5の90分利用はめちゃくちゃ利用している!!)

 

そうは言いましても、個人差で合う合わないが生じやすいのも酸素カプセルの宿命でもある。

特に初めて利用する人は、医師又は施術士によく相談の上、合わなければ中止できるよう慎重に導入する必要はある。閉所恐怖症の方、耳抜きができない方は辛い。

 

少し調べて見たら、ブレインフォグ(ぼーっと判断が鈍くなる症状)並びコロナ後遺症へのおすすめとして、酸素カプセルを推奨する治療院がかなり検索された。

これはパンデミック前には見られなかった傾向である。

 

 

ところ変わって、2024年4月に、酸素カプセルで事故がありましたがこれは「低圧トレーニング」での事故であり、酸素カプセルでも用途が似ているようで全く異なります。

【競輪】競輪選手が酸素カプセル内で体調不良、意識不明の重体…気圧を下げてトレーニング

12日午前11時ごろ、宇都宮市田野町のトレーニング施設の酸素カプセル内で2人が体調不良を訴え、病院に搬送された。

栃木県警によると、競輪選手の男性(57=栃木県鹿沼市)が意識不明の重体、施設関係者の女性(53=同)も治療を受けた。県警が詳しい状況を調べている。カプセルは直径約2メートル、長さ約6メートルの円筒形で、男性は気圧を下げてトレーニングをしていたとみられる。

引用:日刊スポーツ 競輪 ニュースより

逆に酸素を少なく調節した上でのトレーニングです。私も富士山山頂くらいの酸素濃度のトレーニングルームに入ったことがありますが、競輪選手やトレラン選手などは高地トレーニングや低圧トレーニングなど酸素が少ない環境で負荷をかけるトレーニングを行う方が多いです。

ただ、それでもこういった事故はなかなか目にすることが無く、驚きました。

男性は意識不明の重体という事でしたが、その後お亡くなりになられたと報じられています。深くご冥福をお祈り申し上げます。

 

2024年に入り私は既に4回利用している酸素カプセル。ほぼ月に1回の割合で利用しているイメージになります。疲れをどう抜くか、勿論睡眠も良いのですが、人それぞれ自分なりの疲労抜きを追求してみるのも良いのではないでしょうか。ではまた!