すぐ確認を!MCTオイルの危険な使い方【ポリスチレン容器】
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
当ブログでは、2020年頃からMCTオイルをおススメする記事を書いてきているのですが、
MCTオイルには危険な使い方があり、人によってはごく普通にやりかねない内容であることから、今更ながら取り急ぎ注意喚起を行う次第です。
MCTオイルと言えば、加熱に弱く、フライパンなどでの炒め物の油として使わないように注意喚起されていることについてはよく語られているのでご存じの方も多いと思います。
今回はズバリ、それ以外の ”更に危険な使い方” をお伝えすることになります。
怪我や体への害になりかねない使用法になります。
MCTオイルを日常的に使われている方は、心してお読みください。
カップラーメンにMCTオイルを入れるな!
これは国民生活センターからの呼びかけもあり、ある程度は有名になってきてはいますが、特に商品の説明書きや、このようなニュースを確認されない方も多数いると思われます。
特に、ダイエットと健康のために、若い女性がMCTオイルを取り入れたばかりで、色々なものにMCTオイルを使う中で、比較的安上がりなカップ麺にMCTオイルを入れるシーンなんかめちゃくちゃ想像できる汗
何故、カップラーメンがダメなのか?
それは、カップ麺と言うより、その容器に問題があります。
カップ麺の容器は、一見すると少し光沢のある丈夫な発泡スチロールのような素材で、
”ポリスチレン” というプラスチック樹脂になります。
ポリスチレンは丈夫で熱にも強く、水も浸透せず、カップ麺やスープのような器にうってつけです。他の食材にも使われています。 例えば、納豆とか。
納豆の容器もポリスチレン
このポリスチレンと、MCTオイルのような、中鎖脂肪酸オイルとの相性が非常に悪く、熱と、オイルと、ポリスチレンとの化学反応により、
これまで熱湯を注がれても大仏のようにじっと微動だにしなかったカップ麺容器。
ポリスチレンがものの数十秒で溶け始める現象が生じます。
これはヒドイ!
実験動画なども調べましたが、1分足らずでブクブク反応しながら底が抜けていってました。
怪我や体への害も
当然、熱湯が器の底から漏れたら火傷しますし、それだけでなく、
仮に漏れずに済んだとしても、スープ中にポリスチレンが溶け込んでる可能性が高いわけで、
ポリスチレン自体が、原油、石油ナフサなどを主原料としたスチレンモノマーを混合させて作られているので、まさにそれは体に入れたら害のある化学物質ではないですか。
実験ではMCTオイルが極端な反応を示しましたが、ココナッツオイル、えごま油、アマニ油なども容器の内側が変質することがあるという。そうなると、ポリスチレンの破片を食べてしまいかねないですよね。
そう考えると、そもそもポリスチレン容器のカップ麺を日常的に食べ過ぎるのも栄養の偏りの面以外でもあまり良くなさそう。
ポリスチレン容器から別の食器に移して食べよう
カップ麺に限らず、同様のポリスチレン容器に入った納豆などもそうですが、MCTオイルをかけて食べるのであれば、別の硝子や陶器などの食器に移してから食べるるようにするとよいでしょう。
熱々の珈琲にMCT入れる人も多いので、プラスチック容器に注ぐのは破損しそうなので避けた方が良さそうです。
いかがでしたでしょうか。意外なMCTオイルの危険な使い方。私は、ヨーグルトとパスタ類とコーヒーにしかMCTオイルを使っていませんでしたが、知らずに危険な使い方をしている人もいるかもしれません。
MCTオイルを愛用している方。すぐ確認を!ではまた!