滑落しそうになったことはありますか?

滑落しそうになったことはありますか?

2022年10月28日 オフ 投稿者:

Topの画像は「山と食欲と私」著:信濃川日出雄 新潮社より

皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

 

「滑落」と言えば、登山者にとって永遠につきまとうリスクの1つですよね。

山に入る以上、避けられないリスクが数多く存在しますが、

その中でも、最も身近なものが滑落だと私は思っています。

 

 

経験上、特に以下の6つに当てはまる時は滑落の危険が高いと考えてください!

・疲労して足の踏ん張りが利かなくなってきている時

・急いでいる時

・睡魔に襲われている時

・夜間

・雨天、濃霧

・道迷い時

 

どのシーンも、滑落の可能性を上げてしまう要因となります。

「道迷い時」以外は私も全て経験しています(いずれも軽症で済んでいます)

 

 

 

今回、何故このような話をするのかというと、

ある登山の漫画本を読んでいて、滑落について考え込んでしまったからである。

『山と食欲と私』

著:信濃川日出雄 新潮社より

お馴染みの愛読書である。

 

ネタバレになるので、ほんの1部しか載せれないが、

山で命を落とした登山者の幽霊が、滑落する主人公を救うシーンがある。

おもむろに現れる幽霊登山者 

 

いずれも山で命を落としてしまったようだ 今も幽霊となって登山者を見守り続けている

 

 

そして、主人公が滑落するシーン・・・

こっち(あの世)に来るのは早いとばかりに、救われる主人公。

※画像は全て『山と食欲と私』著:信濃川日出雄 新潮社 より

 

 

私も、いままで何度も小さな滑落を経験しているけれど、それ以上に滑落しそうになった寸前に留まった経験が多い。

「私も見えない誰かに助けられていたのか・・」

と、半分冗談にもゾクゾクしてしまいました。

 

この漫画のおはなしの続きがどうなったか!?気になった方は是非、手に取ってみてくださいね!

 今回紹介したシーンが含まれる6巻

 1巻はこちらです

 

そう考えると、やっぱりトレランはガチで危ないスポーツなので、慎重に取り組むことと、滑落の危険性については各自よく考えてもらえるきっかけになれば嬉しいです。

ではまた!