外来種を駆除して食す【ブラックバス】
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
今回は埼玉県の入間川に行き、外来種駆除のお手伝いをしてきた時のことを書きたいと思います。
題して「川の水抜いちゃいました!?スペシャル」in入間川 です(笑)
参加して思ったのですが、大量に駆除して環境貢献したような気にはなるのだけれど、実際は氷山の一角であり、
外来種のあまりの数の多さに唖然。
これは駆除し続けてこそ成果が出るものなのだと気付いた。
TV番組の「池の水抜きましたスペシャル」のように、完全に池を空にしても100%の駆除には至っていないのでしょうから。
では、さっそく外来種駆除の一部始終をお見せしましょう。
最後には駆除したブラックバスを捌いて食べますので、捌くシーンが苦手な方には閲覧注意となりますので予めご了承ください。
池とは違い、川ですので流されないように子供はライフジャケットを身に着けて川に入ります。
上流側と下流側にそれぞれ網を張ります。
そして、多勢に無勢。数十人単位で追い込みながら網の範囲を狭めていき、投げ縄の射程範囲にまで狭まったら、投網をして魚類を一網打尽にします。
色々な魚がかかりますので、在来種はリリースし、ブラックバスやブルーギルなどをはじめとする外来種のみを捕獲します。
あっという間にこの数よ!
信じられない数に目を疑いました!
こんな原始的な手法で、瞬時にこんなに捕れてしまうのかと。
この小さな川のわずかなエリアにこれだけのブラックバスがいるのだとおもうと寒気がした。
100匹くらいはとれたかな。
樽がブラックバスで一杯になったので、捕獲はここまでにし、食べることにする。
オオクチバスかな?
ここからは、調理シーンです。
血を抜いて内臓を取り出す
切り身を一口大に。
ブラックバスはスズキの仲間で白身魚の仲間。かつて食用として日本に流入しており、本来は美味しい魚なのだが・・・。
沼や川の中上流域に生息する魚は泥臭くて食べれないだろうというのが私の常識。
味は如何に。
さすがに臭みは消しきれないようで、濃い目に下味付けをして、から揚げとして食しました。
めちゃくちゃ美味い!とまでは言えないが、
なかなか美味い。イケる!
とは言ったものの、
なんせ、大量に捕獲したため、たくさん食べさせられることになりました^^;
捕獲したブラックバスをその場で食べるシーンはなかなかお目にかかれないと思いますが、いかがでしたでしょうか。
「週末は山の中」では山をテーマに、自然との触れ合いをこれからも紹介していきたいと思います。ではまた!