私の好きなレースランキングBEST5【トレイルランニング】
「プー!!ププー!!」
レーススタート号砲とともに鳴り響くエアホーン、ラッパ音・・・
選手は一斉に山の中に消えてゆく・・
トレイルランニングは、華やかさ、静けさ、たくましさ、ストイックさ、緊張感、お祭り感、色々な雰囲気が交じり合う不思議なスポーツです。
又、トレイルランニングが圧倒的に楽しい理由についても記事にしております。
これまで20くらいのレースに出場してきて、それでも日本各地で開催される3分の1にも届いていないとは思いますが、距離や地形、標高差などある程度のバリエーションは経験できたと判断しています。
このタイミングでそろそろ「私の好きなレースランキング」でも書いてみようかなと思ったので、
早速、発表していきたいと思います。
尚ランキングは、私個人の独断であり、自宅からのアクセスの良さ、コースの良さ、トレイル率の多さ、景色の良さ、運営の良さ、参加人数のバランス、参加賞など、総合的に判断しての【BEST5】になります。
では、どうぞ。
私の好きなレースランキング ベスト5
【第5位】SKYLINE TRAIL SUGADAIRA スカイマラソン
レースプロフィール
開催月:6月
エリア:長野県上田市菅平高原
運営:フィールズ
距離:49.5㎞
累積標高差:2,560m
ランクインの理由:
菅平はスキーなどでも行きますし、地理感覚もあります。そして自宅からのアクセスも比較的行きやすいので参加しやすいのが良いです。民宿での前泊でゆったりとレースに挑めます。
菅平はそんなにバリバリの山岳エリアでもないので、コース全体も走りやすく、なんといっても、コースのバリエーションが豊富、景色の良さ、後半の子根子岳から一気に下るダウンヒルが最高に爽快です。
ここは是非皆さんに走ってもらいたいですね。※ただし走れるだけの脚を残しておく必要あり
子根子岳のガレ場以外は難所は無かったと思います。
【第4位】ECHIGO COUNTRY TRAIL 越後カントリートレイル
レースプロフィール
開催月:6月
エリア:新潟県長岡市
運営:越後カントリートレイル実行委員会
距離:約53㎞
累積標高差:約2,300m
ランクインの理由:
終始穏やかでフレンドリーな大会の雰囲気で前夜祭もあります。会場の小国森林公園も場所が分かりやすいのでアクセスしやすいので良いです。会場敷地内に宿泊施設があり素泊まり3000円程度。あとは、近くの宿か、テントは出せないけど、会場指定駐車場、近隣のパーキング等に車中泊など様々な方法で気楽に参加できます。
前日当日受付できます。私が参加した時は。
特に評価できるのは、コース整備がとても丁寧でした。危険個所にはしっかりとロープ補強していたし、ウッドチップなどを敷いている箇所もあり、行き届いていました。
又、地元の住民の方がたくさん応援してくれました。こんなに応援されたことは今までにありません。
コースはほとんどが走りやすいトレイル。アップダウンも少なめ。本格的な後半の八石山くらい。
気持ちよく走り抜けられるので4位です。
【第3位】信州戸隠トレイルランレース
レースプロフィール
開催月:9月
エリア:長野県戸隠村
運営:フィールズ
距離:約50㎞
累積標高差:約2,500m
ランクインの理由:
戸隠はちょっとアクセスが遠いけど、よく通う好きなエリア。戸隠のトレイルは、深い緑に覆われた自然が豊かで神秘的な雰囲気が好きです。地元民を除き前日受付前泊必須のレース。
2回登らされる瑪瑙山もつらいけど、飯綱山は結構本格的な山で走りにくいので結構キツいレースではある。
戸隠古道は森の滑走路とでも言おうか、それに加えゲレンデ芝の直線コースもあり、その点ではスピードレースもになる。コースバリエーションもさることながら、戸隠は飽きない。人気はそんなに無いのかもしれないが私は大好きだ。不思議な魅力がある。
【第2位】峨山道トレイルラン
レースプロフィール
開催月:10月
エリア:石川県輪島市
運営:峨山道トレイルラン実行委員会
距離:約73㎞
累積標高差:約2,900m
ランクインの理由:
石川県なので、さすがに東京からのアクセスが辛い。新幹線で行くのが一番無難であるが、レースの制限時間ギリギリを狙う選手だと帰りの新幹線の終電に間に合わなかったと思う。
レース後に後泊するのがゆっくりできてよい。私も次回はそうしたい。
修行道ということで、エイドでも「おむすび、塩、水」程度の補給であり、質素で威厳のある雰囲気が非常に気に入りました。趣旨は修行である。
能登半島ということですが、アップダウンはそれほどでもなく、70km級のレースで標高差2,900はかなり走りやすい部類だと思う。実際には走りやすく、気持ちの良いふかふかのトレイル、たまに海も見える素晴らしい景色、全体的に岩場が少なく最初はなだらかで後半は登り基調になるというコース運びも私のスタイルにマッチしていて、70㎞という距離にかかわらず、気持ちよく走り抜けることが出来る。
【第1位】白馬国際トレイルラン
レースプロフィール
開催月:9月
エリア:長野県北安曇郡白馬村
運営:白馬国際トレイルラン実行委員会
距離:約54㎞
累積標高差:約2,800m
ランクインの理由:
アクセスは東京から遠い。前泊なのでゆったりと受付することが出来る。
オリンピック聖地の独特な雰囲気、超人気レースの熱狂、ゲストのオリンピアン。ワクワク感がガツン!と胸に入ってくる大会だ。
コースはアップダウンもあるが比較的走りやすく、北アルプスの風景が美しく、山腹から眺める白馬村の景観も良い。最初はなだらかでトレイル率が高く、後半登り基調になるところは私のスタイルにマッチしていて相性の良いレースだった。それは感動のあまり、ゴールするのがもったいないなと思うほどです。
いかがでしたでしょうか、1位の白馬国際はエントリーをすぐに締め切るほどの人気レースでもありますね。
しかし、今回はあくまで私にとってのベスト5レースです。
結局は、アクセスしやすい=参加しやすい=好きなレースと、将来的にはこの方向性になりそうな気がしなくもないですが、少なくとも今回紹介したBEST5は、また必ず参加したいですね。
ただ、他のレースもどれも楽しいレースばかりで、ランキングにするのは正直難しかったです。
トレイル率が少ない一部のレースを除いては、何回でも出たいです。
人気度や、運営スタイル、エイドの充実度など、細かいところを見ると、大会ごとに結構違うもので、そこにも個性があります。コースの作り方や案内も違います。
至れり尽くせりの運営が良いかというと決してそうではなく、最低限の運営でも自己責任感やサバイバル感覚などが芽生え気合が入る。
このように両者ともに違った楽しみ方があると言えます。
人気のレースが良いかというと私は決してそうは思わず、有名じゃなくても良いレースはあります。
ですから、皆さんも自分のスタイルに合った大会を選ぶことが一番楽しめることにもなるでしょう。
最低限の運営と言っても安全を放棄して良いということではなく、事故が起きないような配慮、有事の時の的確な行動が出来るうえでの話です。
結構危険なスポーツなので、運営の苦労や努力に頭が下がります。
今回紹介したレースの詳細は以下の記事からどうぞ
皆さんも、自分な好きなレースについて、思い巡らせてみてはいかがでしょうか。
ホームレースと呼べるようなお気に入りのレースも見つけたいと思いました。ではまた!