山林に人の両脚!?ヒグマの人身被害、過去最多か
み、皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
山林に人の両脚・・・ひぃぃ
このフレーズだけで身の毛がよだつ・・・・
2021年7月2日、このニュースが発表され、私は心臓をハラハラさせながら当初記事を読んでおりました。
もちろん、ブログの記事として書く予定は無かったのですが、北海道で同様の事故が多発していることと、事態が結構大事になってきているので、
いつもは、ツキノワグマに関係する記事を書くことが多いのですが、
今回はヒグマについて書いていきたいと思います。
北海道の友人が言ってたことと同じ状況に唖然・・・
私「なんか北海道でヒグマの事故が起きてるみたいですね・・」
友人「起きてるね」
私「そんなにヒグマの人身事故って頻繁に発生するのもですか?」
友人「ヒグマは非常に身近だけど、そんなに頻繁に人身事故は起きない」
友人はこう続ける・・
友人「人を襲うとしたら、食べない脚は放り捨てて、上半身は食べるために埋めたり隠したりするよ」
ニュース記事は以下の通りだ。
山林に人の両脚 クマに襲われたか
2日午前10時20分ごろ、北海道福島町白符の山林で、人の両脚が発見された。引きちぎられたような痕があり、道警は、前日から行方不明の70代女性が、クマなどの獣に襲われた可能性があるとみて調べている。
同9時ごろ、近隣住民から「知人の家族がきのうから帰って来ない」と届け出があり、捜索していた町役場関係者が両脚を見つけた。
周辺の毛はヒグマと確認 福島町の遺体 町、箱わな設置し警戒
中略
現場周辺には動物のフンや毛が散乱し、遺体を埋めるために掘ったとみられる直径約1メートルと同約30センチの穴があった。道総研の職員が5日に毛を採取してDNA鑑定し、クマのものと断定した。
引用:北海道新聞 どうしん電子版より
道南の福島町でヒグマに襲われ77歳女性死亡
中略
前日から畑作業に出たきり行方不明になり捜索願が出ていた近郊に住む小笠原セツさん(77歳)の可能性が高いと思われたが遺体の損傷が激しく、体の一部しかなかったことから松前署は彼女がヒグマに襲われた可能性が高いとみている一方、確実な個人の特定は容易ではない状況だ。
小笠原さんの畑から20-30mほど離れた山林の藪のなかで、ヒグマが獲物を一時隠すときクマが掘ったとみられる穴やクマの体毛、遺体を覆ったとみられる草の固まりなどが確認されている。
遺体に草をかけて隠すなどクマが食料を扱う際と同様の特徴が見られることから、今後も人を襲う可能性があるとして福島町は地元ハンターに依頼し、クマの捕獲・駆除に乗り出す方針。
引用:オショロコマの森ブログ5 さんより一部引用
んんん・・・・・
両脚は放置、上半身は埋めて保存・・・・・
友人が言ったヒグマの習性そのまんまや・・・・(´;ω;`)
野生動物の脅威に唖然。
被害に遭われてしまった方に対しご冥福をお祈りいたします。
一刻も早い駆除が切望される
この記事を書いている時点で事故発生から1カ月ほど経過しているが、私がニュース等を調べる限りでは、本件に関わったとされる熊の駆除には至っていないようである。※この記事を書いているのは2021/08/02です
人の味を覚えた熊は、人をエサとして認識するようになる・・・
一刻も早い駆除が切望されます。
住宅地の近くで発生したとのことですが、近くに住まわれている方はどういう思いで生活をしているのでしょうか。
コロナ禍になり、人が多く出歩かなくなったことから、熊が進出しやすい環境になったとが考えられますが、
心配している通り、遭遇や事故などは増加を辿っているようです。
ヒグマによる襲撃多発の北海道 死傷者は”過去最多”8人に
7月2日、北海道南部の福島町の山林で発見された女性の遺体は、近くに住む77歳の女性で、クマに襲われ死亡した可能性が極めて高いことがわかりました。
遺体に付着していた毛はヒグマのものであることがわかりました。これを受け道は、小笠原さんはクマに襲われて死亡した可能性が極めて高いと判断、クマによる人的被害として正式に認定しました。
これで2021年度の道内のクマによる死傷者は8人(死亡2人、負傷6人)となり、統計が残る1962年以降、最多だった1964年の8人(死亡5、負傷3)と並びました。
7月12日には北海道北部の滝上町の林道でも、クマに襲われたとみられる道外の60代女性とみられる遺体が見つかっていて、この女性が「クマによる被害」と確認されれば、死傷者は計9人となり、最多更新されることになります。
なんと・・北海道内でのクマによる人身事故が統計開始以降最多になっているではありませんか!!
偶然か、必然か、いずれにしても被害を広げないための対応が早急に求められる。
本州在住の私の友人が100名山ハントのために北海道で登山した際、行きと同じルートで下山した時、行きには見当たらなかった熊の足跡がくっきりとあったと言っていたことを思い出しました。
かなりヒグマが身近であるということでしょう。
私はあまり単独で行く気にならないです。怖がり過ぎなのか・・
ツキノワグマ生息地での夜行登山は平気でするけど、ヒグマは危険度が違いすぎる気がして・・・
ニュースのタイトルは強烈ですが、意外と地元の方々は冷静なのかもしれません。
「慣れ」とはそういうものなのでしょう。
事故が増えないことを祈ります。ではまた!