コロナワクチン接種率が上がらない理由

コロナワクチン接種率が上がらない理由

2021年8月9日 オフ 投稿者:

新型コロナワクチンの接種率が伸び悩んでいるという話を聞く。

政府は特に若者への積極的な接種を呼び掛けている。

これに対し、私はコロナワクチンの接種率が上がらない理由を率直に指摘する。

 

この記事は、2021年7月の状況下に対する考察だが、コロナワクチン接種が良いとか悪いとかについて述べるものではなく、ワクチンの接種率はすぐには上がらないだろうなと率直に感じたその理由について書いていきます。

もくじ

・私の考え方

・接種率が上がらない理由はコレだ

・ワクチンの製造ペースにも限界がある

・政府に対する違和感

・過剰な反応は良くない

・接種のメリットをどう見出すか

・切り札の職域接種

・されどワクチンは完璧ではない

・みんな自分で判断している

・まとめ

1つ1つ、解説していきます。

あなたにもし、お時間があれば読み流していってください。

 

私の考え方

これから述べるすべての話は、一個人の考察である事をご承知おきいただい。

私の考え方は、「本当の正解は分からないからこそ、1つの意見や情報を信じ過ぎず、フラットな考え方で冷静に自分自身が良いと思った判断をする」というスタンスです。

つまりは、予防接種を「する」「しない」については良いも悪いも無いと思っている人間の意見ですよということ。

予防接種をする人、しない人、いずれに対しても批判を行うことをやめていただきたいと思っています。

 

 

果たしてこのワクチン接種の接種率が上がらないことに対して思うこととは・・・・

 

接種率が上がらないのはコレだ

2021年5月頃より首都圏を中心に大規模接種会場でのコロナワクチン接種は始まった。医療介護従事者、高齢者などの優先順位をもって運用され、人数層の多い職域接種の申請や一般家庭への接種券配布などが開始された。

一見、順調なように見えるが、高齢者、医療従事者の次の段階あたりからどうやら雲行きが怪しい。準備が滞っているようだ。

しかし、接種率が上がらないのはこの準備が遅い事だけが原因ではない。

 

 

接種するかしないか、各個人の判断に委ねられる「任意接種」だからです。

 

 

多くの人は、「みんなが打つから自分も打つ」のではなく、打つか打たないかは自分でよく考えてから判断していることが接種率が上がらないことへの根本的な理由であると考える。

意見が分かれるのが当然であるように、多くの人はそれぞれが「真剣に考えてから」決断するので、当然接種率は急に上がる筈はないでしょう。今後も中々狙い通りには上がらないのではないでしょうか。

65%~70%に留まるのではないでしょうか。アメリカではもっと早く接種が始まりましたが、それよりも低いパーセンテージだったように思います。

 

この予防接種は強制されるものではなく、メリットデメリットを比較した上で自分で判断するようにと周知されていますね?決して、接種しない人に対し差別をしないで欲しい。

 

とりわけ、

「接種する」という判断をしにくい細かな理由についてはこれから述べていきます。

 

ワクチン製造ペースにも限界がある

巷での大規模接種会場内では閑古鳥が鳴いているという。一方で、ファイザー製、モデルナ製両ワクチンの在庫が無く供給できない状況でもある。

開封して注射器に充填したワクチンは、使わなかったら廃棄ですから、大量の廃棄が出ている可能性があります。にもかかわらず、ハイペースで新たな発注申請をし続けていれば当然不足はするでしょう。

ワクチン製造ペースに限界があるので、それを超える接種計画、接種率向上の目標を掲げてしまっては不足は当然なことである。

歴史も長く、安定供給の体制が整い一般的に流通しているインフルエンザワクチンでさえ、ちょっとした需要増やさまざまな事情で簡単にワクチン不足が発生するのに・・・

インフルエンザワクチンでも安全品質などの検定に不合格になることがあり、これでワクチンの流通が滞ります。最も需要の多い月に影響すると全然ワクチンがはいってきません。

インフルエンザワクチンでさえこのような事例があるので、コロナワクチンについても不足が頻発する可能性は今後も十分あり得ます。ただ、不足させるわけにはいかないという理由で、検定が不十分でも出荷させるということなのであれば、かなり恐ろしいです・・・

それでも一定のペースで生産されるでしょうから、3か月程度先には行き渡り始めると想定します。

ただ残念ながら、供給が遅くなるほど意欲低下により、接種率は上がりにくくなるものです。

 

 

政府に対する違和感

有識者、政界の方々が色々な発言をしております。

ワクチンの供給が不足している事態にもかかわらず、接種率の向上を呼び掛けているのだが、これに矛盾と違和感を感じる。焦って急いで強引に勧めようということか。

 

もう一つ、接種回数についてだ。1回でも効果はあるとの発言があったりしたが、正しくは2回接種であると私は認識している。ところが、3回目が必要という発言が既に出ている。

さらには、接種間隔。接種後3週間程度空けるということだが、発熱等の事例が非常に多いからか、ファイザー製のワクチンであれば間隔は6週間でよいと厚労相の方が言っていましたね。これは正式なのでしょうか。

 

研究段階であるとはいえ、方針が変わり過ぎていませんか。

接種したい人は不安になり、接種したくない人は尚一層、接種したいという気にはならない。

これも接種率向上を阻む要因だ。

 

日本国内においてワクチン接種後に亡くなられた方は2021年7月10日時点で500名を超えているが、そのほとんどが、ワクチンとの因果関係なし、或いは不明。及び調査中。ワクチン接種は問題なしと報道しているがこれは良いのだろうか・・・・

 

 

過剰な反応は良くない

ところかわって、

SNSやネット上などでの過剰な呼びかけがある。

予防接種をすると、遺伝子が書き換えられる。女性は妊娠しなくなるということに異常な反応を示すことについて、根拠が無いため、惑わされないようにと政府が呼びかける。

確かに、過剰に反応したりそれが全てだと決めつけるべきではない。

 

しかしながら、政府側も感染者数、重傷者、死亡者の発表に不安を煽る結果となっている。

例えばコロナ感染者が死亡した場合、癌の他に、既に患っている病気、疾患等や寿命によるものなど実際は色々な理由があったと思うが、これらも全て一緒くたにされ、全てがコロナであるかのような報道に受け取れる。これは過剰ではないか。

 

このようなことから、

様々な方の過剰な反応に影響され、考え込んだ結果、接種をしない判断にいたる要因の1つになると考えられる。

不明な点が多い以上、安全性や危険性について著しく過剰な反応、発信をするのは慎みたい。

 

接種のメリットをどう見出すか

この新型コロナウイルス用ワクチンは現段階では正式に認可され一般流通していないものであり、治験、いわゆる研究段階であると周知されている。

予防接種法の緊急時における臨時接種を適用するのであれば治験段階のワクチンを取り急ぎ用いることが可能なのであろうが、これには強制力が無く一定の副反応があることを認めた上で、メリットとデメリットを考慮した上での自己判断に委ねられている。

特に若者の場合、感染しても気が付かないなどの無症状、又は軽症であるケースが多いとなると、ワクチンを打った多くの人が体調不良になっている現状を天秤にかけて接種をしない選択をとる割合が多くなることは自然なことだと言える。

マスク、換気、消毒などの対策で今まで感染予防出来ている人からすると、感染対策以上の効果やメリットがあれば接種をするかもしれない。例えばワクチン接種したらマスクが不要、人が集まる場所への入場が認められるなどの特別な優遇。決定的なメリットが無いと気持ちはなかなか動かない。

接種希望者を強引に増やす場合、

極端に言えば、ワクチンを接種した者には高額な給付金がある。逆にワクチンをしない者は自宅を出ることを禁じられてしまうなどのペナルティがあれば、任意と言いながらでも殆どの人が接種に走るだろう。さすがにここまで極端な施策は出ないだろう。出たら恐怖だ。

 

どうしたら接種希望者が増えるか。

接種する意義として、高齢者や重度な基礎疾患などリスクがある方にうつさないために予防接種をするという選択肢がある。素晴らしく献身的な考えであるが、この考えを押し付けるわけにもいかず、予防接種を考えていない若者にこの考えを説得することは現実的に難しい。

ワクチンは発症と重症化を防ぐものであり、ウイルスを保有した時点で「人にうつしてしまう」ことは避けられないのではないでしょうか。

 

 

切り札の職域接種

もしも今後、接種率を上げるとすれば、職域において半ば強引にでも推進することで接種人数を増やすことが出来、徐々に接種率が上がってくるだろう。

ここで目標の接種率に近づけることで、ある程度の成功と評価する ”落としどころ” として考えているかもしれない。

接種率の伸びが思わしくない場合、この職域接種が切り札か。

ただ、あくまでも任意なので、ここでも大量のワクチンのロスがでると予想する。

 

 

ワクチン接種は完璧ではない

報道では、2回目のワクチン接種を終えた方の感染例もしばしば報告され、これによると、ワクチン接種後であっても時間の経過とともに抗体は少なくなるため、3回目の接種が必要だと報じられた。

既に2回接種した方が今後も接種し続けるかは甚だ疑問である。

 

感染予防対策をしていても感染してしまうのと同じように、ワクチン接種も完璧ではなく、感染しなくなることの保証にはならない。

3回接種しようが、1回のみ接種しようがそれは変わらない。

 

あくまで任意の予防接種。仮に今後、抗体を保つために毎年接種が必要になった場合、あなたは接種し続けますか?

 

みんな自分で判断している

繰り返しになるがワクチン接種は完璧ではなく、本当の正解は分からない。さらに、これまで述べてきた様々な状況を鑑みる限り、ワクチン接種率が上がらないのはごく自然なことだと私は思う。

任意接種である以上、一定のパーセンテージ以上は難しいでしょう。

 

いずれにしても接種率が上がらないのは無関心なのではなく、考えた上で接種をしないという判断をしていることに過ぎない。

 

多くの人が、自分の意志で決断しています。

 

接種をする人に対しても、しない人に対しても、批判的差別的な言動はやめましょう。

合わせて、接種の意志はみんながやるから私もする(しない)・・ではなく、

自分の意志で決断する判断力が求められています。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

接種率が上がらないことの理由について述べる記事なので、やや接種しない考えに寄った内容になりましたが、接種するのが良いとか悪いとかの評価をするつもりはありません。

皆さんも色々なお考えをお持ちだと思いますので、改めて考察してみてはいかがでしょうか。

接種有無で優劣をつけてはならない

 

・・・

余談になりますが、コロナワクチン接種についてよくお考え下さいと注意喚起されているお医者さんの記事を見つけました。新型コロナワクチン接種中止の嘆願書も提出されている方です。

興味があれば、以下記事をお読みください。

モデルナ製新型コロナウイルスワクチン接種後にも亡くなった方が現れてしまいました

厚労省が新型コロナワクチン接種後の死亡者のデータを隠匿しています

※かねしろクリニック おしらせ より

コロナワクチン接種の不可解な点やデメリットについて警鐘を鳴らしております。

このような考えの方もいらっしゃるのですね。今後はどうなるのでしょうかね。

ではまた!