池の水全部抜きます2021【週末緑茶倶楽部🍀】

池の水全部抜きます2021【週末緑茶倶楽部🍀】

2021年7月17日 オフ 投稿者:

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

年に1回だけ投稿しているこのコーナーも、遂に3回目になります。

 

生き物を育てるのが好きなので、金魚や熱帯魚などを飼っていた時期がありましたが、

途中から、屋外の完全放置型水槽をやるようになり、15年くらいが経過しようとしています。

 

植物と、生き物が世代交代を繰り返す循環型のため池水槽。いわゆるビオトープ的なものです。

基本的に、雨水と足し水以外は一切手を入れない完全放置の池です。

 

手を加えず、どこまで自然に近い状態を作り出すことが出来るかをテーマとして、

挑戦している人気が薄いコーナーです(笑)

 

エサは勝手に発生してくる、コケにミジンコやボウフラなどです。

年に1回だけ、水の全取り換えをします。この作業をおこなうタイミングでブログにその様子を載せているのである。

その時に、いなかったはずの生物が住んでいたりするサプライズが楽しみでもあります。

 

興味が無い方にとって、マニアックすぎる内容ですが、どうか読んでいって下さい汗

・・・・

さて、今年はどんな状態なのでしょうか。

 

 

 

2020年の様子

写真に写っているのは「チェリーレッドシュリンプ」

屋外で飼育すると発色が良く、繁殖もしている様子でしたが、温度がうまく管理できず、温度が上昇し過ぎて全滅してしまいました。

 

 

2021年池の水全部抜きます!

ドロドロの抹茶状態。

ここにたくさんの生き物たちが棲んでいました。

・ドジョウ

・タニシ

・黒メダカ(気温が安定してから新たに投入)

・コリドラス(気温が安定してから新たに投入)

これから、この池の水を全部抜きます。

 

 

メダカが流行っているみたいね

近年では、メダカのブリーディングが流行っているみたいで、なんとも、高い品種では1匹十万円近い金額で取引されるそう。

熱心なコレクターが多く、ビジネスになっているとか。

 

派手な赤いメダカ「楊貴妃メダカ」とか「白メダカ」などが出回っていますが、

マーブル模様だったり、尾びれが非常に大きいメダカとか・・

知らない間に信じられないほど多くの種類のメダカがブリーディングされています。

・・・それってもはやグッピーですよね。

 

基本放置の私が副業にブリードをやる予定は今のところございません(笑)

とはいえ、メダカって日本の淡水域に生息しているだけに冬場の寒さに比較的強いです。

なので、屋外飼育に最も向いている種類の1つでもあるので、

今回は黒メダカを投入しました。

 

黒メダカは、とどのつまり野生のメダカと同じになります。

ショップで売られているのは、ヒメダカと言って、飼育用に品種改良された黄色っぽいメダカです。

小学校で飼っているやつですね。

黒メダカはヒメダカよりはお高いですが、ブリードされた品種改良メダカよりは圧倒的に安い。

 

コリドラスは熱帯魚なので、屋外の気温変動はNGですが、ナマズの仲間でかなり丈夫な部類なこともあり、

それでいて、他の魚との共存ができるため導入しやすいです。

野生化。つまり越冬させることができるかが課題です。

 

 

もう屋外でのガラス水槽はやめた

鑑賞目的のガラス水槽は普通、屋内でやるものであり、屋外には向かない。

でも私は敢えて屋外でのガラス水槽での飼育にチャレンジしてきました。

 

結論で言うと可能です。水生植物。魚の繁殖、越冬共に成功しています。

しかしビオトープの容器として向いていないのではないかと感じていました。

 

屋外のガラス水槽のデメリットは、

・気温の影響を受けやすく、魚にとって致命傷になりかねない

・太陽光を遮らないので、コケが生えやすい

・見た目が THE水槽 なので(笑)庭に置くとかっこよくない

 

上記のデメリットを解消する、代替えの容器を考えたその候補は次の通り。

・睡蓮鉢

分厚い陶器で外気の影響をうけにくく、魚にとって落ち着く環境が作りやすい。見た目も風情があり、水生植物がなんとも映える。

 

・左官用の桶

通称トロ船と呼ばれる、左官用のプラケースは、セメントを混ぜるための容器だが、この幅広で浅型の容器が小型魚や水生植物の生育に適していると注目されている。丈夫。安い。ガラスよりは外気の影響を受けにくい。

 

・農作業用のプラケース

野菜を洗ったり一時保管するためのプラ容器。夏はスイカやトマト、キュウリなどを冷やしたり、縁日などでは氷を浮かべて、そこにペットボトルやビールを沈めて冷やす用途にも使われています。丈夫です。大きいサイズや深さのあるものもあり、大型魚の飼育も検討できそう。ガラスよりは外気の影響を受けにくい。

 

私が選んだのは、コレ

農作業用のプラケース

1,500円くらい。安い! 横幅80cm 深さ27cmくらい

かなり大きいです。今回からこれを使っていきましょう。

 

 

ドロドロの水槽から・・

 

植物、そして生き物を取り出し。

 

底砂に大磯砂を敷きます(前の水槽から取り出したものです)

 

ろ過材をセット(バクテリアの住処)

 

水草をセッティングします。(睡蓮×2種 セキショウ)

 

水を入れながら、メダカ繁殖用の水草をセッティング。(アナカリス ドワーフフロッグピット)

水は飼育水(ドロドロ水槽から引き抜いた水1割)に、水道水9割。これにカルキ抜きと、水道水に含まれる金属類を分解する中和剤をブレンドして、速攻で魚の棲める水を作り上げます。

 

一晩おいて、生き物を投入し完了。

あとは1年間放置。水が減ったなと思ったら足し水。繁殖が安定するまで週末にメダカにエサやり。

 

エサやり。晴れた週末は、庭でビール飲みながらビオトープを眺めているとリラックスできます。

 

1か月後。植物も生物も元気だし、環境は良好かと思われます。

今のところ、ガラス水槽との大きな差は感じ取れません。

 

しばらく様子見をしてまたアップしたいと思います。

以上、池の水全部抜きました2021スペシャルでした!ではまた!