南八ヶ岳テント泊縦走 動画ダイジェスト
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
今回は、八ヶ岳の中でも「南八ヶ岳エリア」でのテント泊縦走について、
紹介しつつ、解説したいと思います。
ここでは、山と高原地図No.33「八ヶ岳・蓼科/美ヶ原/霧ヶ峰」を使用しています。
赤岳が君臨する南八ヶ岳は、超メジャーな山です。
ところが、確かにテント泊縦走は重量がキツく、しかも南八ヶ岳はやや上級者向けだからか、テント担いで登っている人は意外と少なく、小屋泊の登山者が多いように感じます。
でも、まず先にテント場に到着しテントを張ってしまえば、その後は身軽な縦走が可能であり、ベースキャンプを利用した楽しい山旅が出来ると・・私はこのように思うわけです。
なので、とりわけ「南八ヶ岳のテント泊」といったところにフォーカスして、解説していきたいと思います。
ダイジェスト動画も用意しています。
テント泊縦走の検討材料になれば幸いです。
是非、ご覧ください。
青年小屋のテント場をベースキャンプに赤岳縦走
ルートは次の通りです。
地図上の一番下、富士見高原スノーリゾートが登山口。つまりはスタート地点です。
真ん中の赤枠が「青年小屋」キャンプ地です。
ここにテントを張り、身軽な状態で赤岳を登頂し、テント場に帰還して宿泊。
翌朝、テントを畳んで、往路とは異なるルートで、富士見高原に下山。
このようなスケジュールで実行しました。1泊2日です。
ただ、1泊目に赤岳まで登頂するのは中々ハードですので、例えば1泊目にテントを張ったらそこでのんびりテント泊を満喫するか、周囲の散策程度に留めておいて、2日目に赤岳にアタックするという計画も可能であり、こちらのほうが安全でおすすめです。
泊数を増やせば、より足を延ばせる場所も増え、楽しいベースキャンプライフとなることでしょう。
例えば、ひたすら自炊を楽しむ。というのもありですよ。
私がベースキャンプ地とした、青年小屋の料金表です。
当たり前ですが、テント泊は安いですよね。
テント泊はその安さが魅力。
青年小屋のテント場です。このときはあいにくの雨でしたが。
落雷の事とか考えると、建物や木、障害物のすぐ横に立てるのはお勧めできないけど、風よけになる。
ところ変わって、何もないところに立てると風の影響をもろ受ける。
上の写真は、背の高いものからある程度距離をとって設営しています。この夜、強風が通過し飛ばされるかと思いましたが、死角なくペグ打ちを行ったので、耐えられました。
夜はテントの中でゆっくりしっぽりと宴会タイムです。
雨が降ろうがお構いなし。テント生活は楽しいものです。
寒くなりすぎないようにすることが、快適なテント泊の秘訣です。
雷が落ちるようであれば、安全な建物の中に避難しましょう。
青年小屋と言えば、「遠い居酒屋」の異名を持つ。
入り口には赤提灯がぶら下がっており、ビールのみならず、焼酎、日本酒、ウイスキーなど、アルコール類が何でもあったような気がする。※コロナ禍においては確認していません
夜は常連さんらが宴会を開催していました。
テント客の私は、酒類を買って持ち帰り(テントの中に)なのだが、外は台風なのに加え、山小屋が空いていたため、特別に宴会に混ぜてもらった(笑)
どのように過ごすかは自由だが、わざわざ足を運ぶだけの価値はある。
こちらは、南八ヶ岳テント泊縦走のダイジェスト動画になります。短めなので是非どうぞ。
4分程度の動画です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テント泊縦走も、クセになりそうな中毒性を感じる程楽しいです。
忘れてはならないのは、テント装備は非常に重量があり、かなりの体力は必要だ。
通常の登山以上に余裕を持った計画を立てましょう。
南八ヶ岳のテント場は青年小屋だけでなく、点在しているので、色々な場所に出没していくのも楽しいこと間違いなし。お気に入りの場所を見つけよう。
では、山でお会いしましょう。ではまた!