たまにはITRAパフォーマンスインデックスで自分の走力を確認する
「自分の実力はどのくらいに位置しているのか」
このように、自分自身の走力を確認したいとき、
マラソンやハーフマラソンでは、シンプルにゴールタイムでおおよその走力ははかり知ることができる。
ところが、トレイルランニングとなると、単純に距離とゴールタイムだけ聞いてもまったくあてにならない。
その理由は、標高差や地形などの環境が非常に大きく影響しているからである。
ある程度の上位のランナーは当然知っていると思うのですが、
そうではない一般のランナーにおいても、
ITRA(国際トレイルランニング協会)のサイトから自身が完走したレースより算出されるパフォーマンスインデックスにより、自分の実力を確認することが出来る。
これを知ることで、世界基準における自分のランナーとしてのランクだったり、
自分のパフォーマンスインデックスが目標とする大会を完走できるレベルであるか分かるので、参考にはなる。
しかし、トレイルランニングのレースは、当日の体調がパフォーマンスに大きく影響するし、天候や気温などの条件もあるから、参考の領域であることを踏まえておきたい。
さて、このITRAのパフォーマンスインデックス。
知っていはいたが、確認したことが無いランナーや、初めて知るランナーは、今レースが開催されない日々が続く中、モチベーション管理としてたまには確認してみませんか!!
これで今まで自分のレベルがいまいち分からずモヤモヤしていた気持ちにケリがつく!
私の管理画面を表示しながら簡単に紹介していきたいと思います。
ITRA パフォーマンスインデックス
始めに断っておきますと、過去3年以内にトレイルランのレースを完走している方であればレベルに関係なくこのITRAパフォーマンスインデックスを確認することが出来ますが、
ITRAに登録しているレースを完走していない方は、無論パフォーマンスインデックスは確認できない。
今日のお話は主に下記ITRAサイトより引用し紹介して参ります。
ITRA search of runner(ITRAサイトのランナー検索ページ)
※こちらから選手としての自分を検索します(翻訳おかしいですが日本語訳で利用できます)
ここでは世界中のトレイルランニングレースの情報を網羅しており、世界基準でデータ基準統一を推進しているサイトである。もちろん、日本のレースも。
ランナー検索のトップページを表示し、「ランナーを探す」
自分の名前(アルファベット)で検索 ポチ!
同姓同名のランナーがいた場合は生年月日で確認ください。
私、個人のページです。
見えにくくてすみません・・・
過去3年間以内に完走したレースのうち、成績の良かった5つまでのレース内容が適用されパフォーマンスインデックスが計算される仕組みとなっている。
具体的には、距離、標高差のコースステータスに、トップ選手と自分のゴールタイム差からポイントが決まる。
S、M、L、XL ショート、ミドル、ロングなどのカテゴリごとにそれぞれポイントが分けられていますね。
コロナウイルスの影響で、過去3年以内のレースというルールが一時的に凍結され、3年を過ぎたレースであっても少しの間ポイント反映に引き続き採用されるみたい。
画面下の方に、白馬国際、峨山道のレース名が表示されており、これは私が過去に完走したレースとゴールタイムが書かれている。まぎれもなく、これは私の記録です。
私のパフォーマンスインデックスは GENERALで 【435】
435ポイントは、このチャートで言うと intermadiate(中級)らしい。
AAAA ~ F まである中での、EEE(中級の上位)にあたる。
でも・・位置的には限りなく下 笑泣
わかってはいましたが、中途半端な結果。。。
結構がっくし・・へこたれるから、腹を決めて見た方が良いかも。
AAAA~C までは、人間じゃないと思っています(笑)
あとは、このサイトでレースごとに完走できるレベルのパフォーマンスインデックスが確認できるので、目標のレースが自分に合っているかなど参考にすることが出来る。
私はUTMFのポイントは上回っていたが分水嶺トレイル(たぶん)は下回っていた。
ただ100マイルは走ったことが無いので、あてにはできない。
わざわざこのパフォーマンスインデックスで調べるより、距離と標高差、制限時間と過去の自分の経験値から考えた方が正しい判断ができそう・・かも。
それでも参考程度に見るのは楽しい。
初心者の方が、いきなりロングのレースに出場して”けんもほろろ”な経験をしたランナーもいるでしょう。
(私もそうでした)
ようやく条件を満たしたものの、能力に満たないからと言ってチャレンジしなかったらいつまでたっても前に進めませんよね。失敗の経験も必要な経験だと私は思います。
と同時に山での無理は禁物。
チャレンジするか、大事をとるか。どちらも大切なことですので、これについてはランナーとしてのスタンスによって判断して欲しいと思います。
まとめ
ITRAパフォーマンスインデックスのお話をしてきましたが、
気分転換に、たまにITRAのサイトで自分の能力値を見つめてみませんか。
これをきっかけに、今後のレース出場についてあれこれ考えたりしてもいいですね。
ではまた!