トレイルランニングにサングラスは必要か？ SWANS×uvex比較レビュー
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍（たつ）です。
今回は自動車での移動中、たまたまサングラスの持ち合わせがあったので
外出先からの投稿になります。
出先とは言え、保存版と言えるくらいじっくりと書いておりますので、是非お読みください。
さて、
トレランにサングラスは必要か？といったお題になっておりますが、
皆さんはどう思いますか？
勿論、色々な考え方があって良いのですが、
ズバリ、トレイルランニングにおけるサングラスの必要性について私の意見を書きます。
それに加え、私の使用しているサングラス、
SWANS（スワンズ）、uvex（ウベックス）、又番外編としてMont-Bell（モンベル）の比較レビューもしていきますので、是非参考にしてくださいね。
トレイルランニングにサングラスは必要か
私が思う限り、
必要です。
ズバリ、必要ということで、このお話は終了なのですが・・（笑）
まあ、そうは言いましたが、ではどうして必要なのか。
理由はいくつかありますが、総評して言えば「目の保護」に必要ということです。
私は、以下の効果があると考えます。
山のように標高が高いところでの日差しの強さや紫外線のダメージから目を守らなければなりませんし、
長時間にわたって一定の速度で走ったり歩いたりする間、風などに晒され続けると目が疲労したり乾燥したりする上、埃や粉塵などによる負荷も無視できません。
虫などの飛来物や、木の枝など硬いものが不意に目にぶつかることからも保護ができます。
色付きのレンズを通すことによって、冷静になり落ち着く心理効果があります。
それでも、良い事ばかりではないことを忘れてはなりません。
激しく動くトレイルランニングでは、レース中に高価なサングラスを紛失してしまうリスクがあり、常に注意する必要があります。
激しく疲労した状態では、サングラスが邪魔に感じることがあります。
レンズはデリケートであり、トレランで使っているとキズだらけになります。
色付きのレンズだと、コース上の段差やコース案内を見落としてしまうことがある。
良い点、悪い点述べました。
悪い点も結構多く、ネックに感じるかもしれないけれど、それ以上にメリットが強く、
サングラスを使うことによる恩恵の方が勝ると私は思っています。
したがって、トレイルランニングにサングラスは「必要」だと言えます。
では、どのようなサングラスを使えばよいのでしょうか・・・？
私が愛用している３つのサングラスを紹介 比較レビュー
トレランで使うサングラスだから、トレラン用のを買えばよいのでしょうか？
今のところ、何とも言えませんが、目の保護が目的なのであればトレラン用にこだわらなくても良いのではないかと思案しているところです。
トレラン用のサングラスも恐らく販売されているかと思います。私は持っていません。
私は、「ランニング用」「自転車用」「登山用」のサングラスを所持しており、これをトレイルランニングにも併用して使っています。
○○用、とは言うものの、ある程度の屋外スポーツ全般に使えるでしょう。
【ランニング用】 SWANS イーノックス ニュートロン 16,000円くらい
【自転車用】 uvex sportstyle vario802V 12,000円くらい
【登山用】Mont-Bell トレールグラス 7,000円くらい
この３つを使っています。※値段は超ざっくりです
現在、モンベルのトレールグラスはレースでは使っていないので、スワンズとウベックスのサングラスを比較レビューしていきます。
左がuvex Sportstyle vario802V
右がSWANS イーノックス ニュートロン
うーん・・かっこいいね！両方とも2年以上使ってますよ！
とにかく、この２つがマラソンやトレランレース用です。
着け心地はどうか。
uvex（ウベックス）
SWANS（スワンズ）
さすがはスポーツ用なだけあって、全く負荷を感じない。
重量の比較をしてみて欲しい。
SWANS イーノックス ニュートロン ２０ｇ
uvex sportstyle vario802V ２２ｇ
Mont-Bell トレールグラス １８ｇ
見事に２グラムずつの差です。
重量を調べる前からウベックスだけ気持ち重いかな？と思ってたけど、当たってた（笑）
重量自体の差は気にしないで良いレベルです。
どちらにせよ、私の場合、極限まで疲労困憊すると、たかだかこの２０ｇのサングラスでさえ、重く感じてしまうので、レース終盤ではザックの中に仕舞ってしまうこともしばしばあります。
それよりも着け心地である。
スワンズの方は、レンズを支えるフレームがレンズの下にあるので、独特な着け心地です。
着けてないような感覚であり、非常に楽です。着けている感覚が無いから簡単に外れてしまうのではと思いもしたが、しっかりとフィットして激しい動きでも外れる心配は無いです。
落とすとすれば、頭部につけたり、襟元に折りたたんで差し込んだ場合に知らぬ間に落としてしまう心配があり、どんなサングラスにも言えるが、要注意だ。
一方で、ウベックスの方は、一般的なサングラスの着け心地に近いが、抜群のフィット感がある。
鼻に固定するゴムの部分を見て欲しいのですが、右のスワンズの方はゆったりと広めなのに対し、左のウベックスの方はタイトである。鼻から耳元のこめかみの辺りまで、きちっとフィットする感覚だ。
メガネが嫌いな人にとってはきついかも。
私からすれば、いずれのサングラスも申し分ない装着感です。
あとは、デザインの好き嫌いや似合う似合わないは個人差があり、そのあたりで選んで欲しい。
予算もありますが。
出典：マーベル データベースより
スワンズの方は、マーベルヒーローのサイクロプスみたいです・・・（笑）
この写真は、ハーフマラソンでウベックスのサングラスを装着しています。
ブルーがかっこいいです。こちらは装着した私の写真が見つかりましたのでここに貼ります。
もう１つ大切なこと。
それは適切なレンズを使うことです。
出典：Amazon SWANSサングラス商品紹介ページより
こちらの図を参考にして欲しいのですが、
スワンズの方で使っているレンズは”ミラーレンズ”
ウベックスの方で使っているレンズは”調光レンズ” です。
いずれも、直射日光や紫外線対策として使っており、
森の中とか、薄暗いところに入ると若干視界が暗くなるので、支障を感じればサングラスを外してます。
参考までにレンズを通して写真撮影してみた。
レンズなしの景色
uvex sportstyle vario802V
SWANS イーノックス ニュートロン
ウベックスは調光レンズだから、レンズなしとさほど違いは無い。
私の友人は、トレランで使うサングラスはクリア系（透明）のものを使うことをお勧めしている。
私はというと、一番は紫外線対策としてサングラスを導入して欲しいと思っている。
状況に応じて、レンズも使い分けていきたいところだ。
レンズで重要なポイントがあります。
それは、レンズはケチらずに、キズついたら交換しよう！です。
トレランでサングラスを使っていると、直ぐに傷だらけになります。（・・私だけ？笑）
傷が入ると視界が悪くなるので適宜交換しましょう。
メガネはフレームが高いのであって、交換用レンズはさほど高くないはずだ。
傷が付いたらレンズを交換する習慣をつけよう。（交換レンズがあるモデルは）
レンズ交換で済むのであれば新しいサングラスを買いなおす必要はない。
まとめ
トレイルランニングにおいて、サングラスは必要です。
メリットとデメリットをもう一度記載し、合わせてポイントも要約します。
【メリット】
・紫外線から守る
・疲労から守る
・ゴミ、虫、粉塵の混入を防ぐ
・怪我から守る
・冷静になれる心理効果に期待できる
【デメリット】
・常に紛失のリスクがある
・すぐに傷がついてしまう
・疲労により重さが負荷に感じる
・視界が暗くなり段差やルート見落としのリスクがある
【ポイント】
・軽くて丈夫に越したことは無いが、高級品である必要はない
・傷ついたレンズはケチらず交換する
・用途を理解した上で必要に応じて装着する
メリット、デメリット、ポイントを踏まえて上手にサングラスを使いましょうね。
番外編として紹介したMont-bellのサングラスのレビューはこちらの記事です
トレランのレースで使うか使わないかは個々の判断ですが、
使うのであれば、キズや紛失を恐ない度胸が必要です。
ビビってたら道は広がりませんよ！ではまた！
私が使用しているモデルです。
