人生100年時代?そんなものには興味はないね!

人生100年時代?そんなものには興味はないね!

2021年4月18日 オフ 投稿者:

皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

人生100年時代と呼ばれる世の中になりましたが、いよいよ長寿未来が到達したと言って良さそうですよね。

 

ところで、今現在の日本人における平均寿命はご存じですか?

 

80歳? 85歳?

・・このぐらいであることは間違いなさそうですが、ひょっとすると皆さん、興味は薄いのでは?

 

私もあまり興味がありません。

 

平均寿命の代わりに「健康寿命」という言葉が叫ばれるようになりました。

平均寿命はともかく、健康寿命には興味があります。

 

ちなみに、健康寿命とは

不自由なく自分の意志で日常生活を送ることが出来る状態を指します。

 

私は思いました。

人生100年時代って言われるけど、ならば健康寿命は何年時代よ!

 

 

果たして、健康寿命は何歳なのか!!

人は長生きするべきなのか!!

健康寿命を延ばす方法とは!?

 

このあたりに迫っていきたいと思います。

 

もくじ

・日本人の平均寿命は○○歳

・日本人の健康寿命の平均は○○歳

・人は長生きするべきなのか?

・健康寿命を延ばす方法とは・・?

・まとめ

 

「人の夢」と書いて「儚(はかな)い」正に人生とは儚いものである。

 

 

 

日本人の平均寿命は84歳

厚生労働省のホームページを参照すると、2019年時点で日本人における平均寿命の平均は84歳。

男性81歳。女性87歳である。 ※小数点以下切り捨て

 

もともと、女性の方が長寿の傾向があるが、男性も随分と長寿になったものだなぁと感じます。

ちなみに、戦後の1950年の平均寿命は61歳。短い!

1980年の平均寿命は76歳。

2000年の平均寿命は81歳。

 

このように、推移を見ていくと、とても驚きますよね!

特に、1950年~80年にかけての伸びが凄く、時代の激変に伴って寿命も延びていることが伺えます。

 

よく、医療の進歩で長寿になったと言われますが、それよりも、しっかりと栄養が取れる食事環境と安全に生活を送ることが出来るようになった生活環境の変化が長寿にダイレクトに影響していると個人的には思うのです。

 

できるだけ長生きしたいなと漠然と考える人は多いと思います。

それでは、生きてさえいれば良いのでしょうか。

その答えは「ノー」です。

 

ここで出てくるのが ”健康寿命”

 

 

 

日本人の健康寿命の平均は72歳

厚生労働科学研究の「健康寿命における将来予想と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」によると、

日本人の平均健康寿命は72歳。 ※男女の平均より算出

 

平均寿命と健康寿命の差は12年。

体が不自由になってから、寿命を迎えるまで、10年以上もの年月があります。

いわゆる、介護が必要な状況。けっこう長いなー。と今の私は思う。

 

でも、これって実際にその年齢近くに達した時、違う感じ方になるのではないかと想像します。

健康寿命と寿命の差を縮めたい。

 

 

人は長生きするべきなのか・・?

ちょっと哲学的な言い方ですが。

真面目な話、誰もが1度は自問自答するのではないでしょうか。

 

なるべく長生きしたいと思う人がいる一方で、

太く短い人生が良いという方も結構います。

人は長生きするべきなのか?太く短い人生が良いのではないか?と。

 

・・・

本当に本気で太く短い人生を望みますか?

 

今から20年近く前、当初60歳くらいだった大人が言ってました。

地を這いつくばうように、必死に生きてるからこそ、生きていると思える。成功して、太く短い人生が良い。と。

 

太く短い人生って何年ですか?40年?50年?・・まさか70年じゃないですよね?(笑)

たぶん、その方はまだ生きておられると思いますが、ご年齢は80歳に到達しているはず。

「太く短い人生」は過ぎていると思うのですが、

今も尚、太くて短い人生を望んでいるのでしょうか。長生きしたいという気持ちに変わったりしないのでしょうか。質問してみたいです。

 

私は、意識もないのにただ生きているだけってのはゴメンだけど、健康な状態でできるだけ長生きしたい!

これこそが、誰もが望む素直な気持ちではないのでしょうか?

ズバリ、思いますけどね。

 

それでも太く、短い人生を望みますか?

 

 

出典:ドラゴンボール速報

何でも願いが叶うと言われたら「永遠の命」を願う悪い大人は沢山いそうだが・・・(笑)

こんなシチュエーションを見つけちゃったらゼッタイに阻止してくださいね!(^_-)-☆

 

 

健康寿命を延ばす方法

登山と健康寿命について考えてみましょう。

 

「やはり登山の話を出してきたか!!」

いつも読んでくれる人はそう思ったことでしょう(笑)

 

それはともかく、どうしたら健康寿命を延ばせるか。

登山の趣味が与える健康寿命への影響について考察します。

 

加齢に伴い、筋力から脳の働きに至るまで衰えていきます。

どうしても避けられないことですが、

筋力や脳は年齢が上がっても鍛えることが出来ます。

 

眠らせないように、程よい運動と刺激が老化を鈍らせます。

程よいストレスも必要だと私は思います。私は、ですが。

 

積極的に体と脳を使うことで健康寿命を伸ばすことが出来るはずです。

バランスの良い食事。睡眠。運動。

これは高齢者でなくても非常に重要な生活習慣であることは言うまでもありません。

 

つまり、健康寿命は、若いころからの生活習慣の延長でもあり、若いうちから意識するべし!

ポイントとして、先ず生活習慣病(脂質異常、高血圧、糖尿病など)を発生させないことは最低条件。

その他基礎疾患(持病)を持たないこと。

 

これがクリアできれば、運動。そう、登山です!

 

登山が適度な運動かい!!って突っ込まれそうですが・・・

私は山岳会での活動もしており、

60代、70代の方と一緒に登山をする機会も多いです。

 

ここで思うのが、年齢に関係なく習慣的に山に登っている人の健脚さと言ったらもう凄いの一言です。

歩くペースはゆっくりですが、重い荷物を担いで長時間の歩行が可能です。

はっきりと言いますが、若い人、顔負けです。

 

自然に囲まれて開放的な気持ちになり、良い運動になり心も癒されます。

地形や天候を読んだり同時に色々なことを考える必要もあり、頭も使います。

 

70代の方でも普通にアルプスに登ります。

80代の方でもアルプスとまではいかないが、近隣の低山、里山で山菜を取ったり花を眺めたり散策を楽しんでいます。

 

これは、登山が健康寿命を保つのに一役買っていると断言して良さそうです。

不整地を歩くことで足腰の筋力はもちろんのこと、転倒しないためのバランス感覚を鍛えるのにもってこいということです。

 

とは言え、山岳遭難など事故については高齢者の割合が圧倒的に多いので過信は禁物であり、リスクと隣り合わせある事を忘れてはいけません。

健康寿命を維持するために登山は有効です。

 

まとめ 人生100年時代はどうでもいいけど健康寿命は意識したい

ここまで平均寿命に健康寿命、

長生きすることについてじっくりとお話してきましたが、

年齢にかかわらず、頭と体を使う趣味や習慣を持つことの大切さを私もひしひしと感じました。

いざ、定年を迎えた時にまともに体を動かせないのはひとたまりもありませんからね。

 

これからも登山を続けて、足腰しっかりと地に足付けて生きていきたいと思います。

人生100年時代はどうでもいいけど、今のうちから健康寿命は意識していきたいですね。

この文章は以上となります。

ではまた!