【類似性の法則】良い人脈が欲しいのであればそれに見合う以上の努力が必要
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
良い人脈が欲しいのであれば・・なんて気取ったタイトルなので早くもあまり読まれない感がありますが、
心理学の言葉で「類似性の法則」というものがあり、これについてもお話していきますので、それなりに興味深い内容になっているかと思われます。
結論を言うと、要は ”類は友を呼ぶ” という落ちになるのですが、腑に落ちる部分はあると考えています。
ですので、類似性の法則についても引き出しつつ、人脈を作っていくうえで私が思うことをズバっと、書いてみたいと思います。
たまたまこの記事を読んでしまったアナタ。是非そのままお読みください(笑)
人脈は必要か?不要か?
これはビジネスに限った話ではありませんが、
いわゆる有能なステータス、有名人であるとか、お金持ち、医師か弁護士か、プロアスリートか、芸術家か、少し極端ですが
特化した能力を持った人と近づきたい、友達になりたいと思う方は多いのではないでしょうか。もちろん悪いことではないと思います。
一方、「そんな人脈なんか要らない」と言う人もいるでしょう。それも全然ありです。なぜなら、自由ですからね。
しかし、経営者からすれば知り合いなどの人脈から始まるビジネスは十分あり得ることで、そのような相手とお近づきになるキッカケは無いかと考えるのは当然のことでしょう。
プライベートで言えば、私も登山やトレイルランニングの熟練者と友達になり、色々とレクチャーしてもらいたいなと思う気持ちはあります。
その理由は、熟練した経験者から教えてもらうことは近道になるからです。
とは言っても、いきなり、連絡先教えてください、色々と技術を教えてくださいよー。なんて言いながら相手の時間を奪って教えてもらうだけもらうなんて
虫が良すぎると思いませんか。なんかちょっと失礼と言うか・・・^^;
無論、友達であるのであれば全然OKでしょうけど、(相手も快く応じてくれれば)
人類、皆兄弟という言葉もありますが、友達になるとしても、誰もが誰も友達になれるわけではありませんからね。
人脈が欲しいななんて、なんかちょっと下世話なセリフですが、意外とこれを口に出す方を見かけることがあります。
人脈が欲しいと思う方はこのことについて改めて考えてみてはいかがでしょうか。
類は友を呼ぶ、という言葉があるように結局は似た価値観や境遇の方々は同じところに集まると言われてますよね。
であれば、その同じ「類」に入るのに努力が必要なのであれば、少なくともそれに見合った努力はしていこうというのが私個人の考えです。
これについては一定の法則がありますので、次に説明していきます。
類似性の法則について
類似性の法則を一言でいうと、
自分と共通点を持つ人に自然と親近感を覚える心理作用を類似性の法則と言います。
良い意味でも、この法則を利用して、お互いの共通点の話題にして少しずつ仲良くなっていく方法があります。
これはまさに類似性の法則と言えそうな例を挙げると
一人で海外旅行をしていて、たまたま偶然同じ日本人と出会い、年齢こそ少し離れていたものの、話してみるとなんと!これまた偶然、出身校が同じ中学校だった。
極端な例ですが、このシチュエーションだと、おお!!と意気投合してそのまま友達になる可能性大!(笑)
私の身近なところでは上記に似た例でそのまま結婚にまで至った話もあります。
もう一つだけ例を挙げましょう。
私が出場したトレイルランレース、距離は70㎞。
既に50km地点に差し掛かり、選手それぞれ疲労は限界に近い・・
その状況下で、たまたま隣り合わせたランナーと
「実は先月、○○レースに出たんです。猛暑で辛かったなぁ・・・」
「え!そのレース!俺も出てましたよ!!確かに辛かった!」
この先はもう想像通り。意気投合です。
そしてそのまま一緒にゴールしましたとさ。美しい話です泣(実話)
このように類似点や共通点があると非常に親近感がわきます。
さらに、昔から仲が良かったような感覚であったり、お互いを認め合えるような気持ちを感じることが出来ます。
類似性の法則の力、馬鹿にできませんね!
しかしそれでこの話は終わりません・・・
類似性の法則の先にあるもの
類似性の法則で共通点から相手との距離を縮める話をしました。
類似性の法則で、共通点から人脈をどんどん広げていく・・
さっそく実行したいと思われる方もいるかもしれません。
残念ですが、そうそう上手くはいかないと思います。
そうは問屋が卸さないってやつです。
やはり人と長いお付き合いをしていくうえでは
「信頼」が必要不可欠です。
信頼は、共通点だけでは作れませんよね。
長い時間をかけて育んでいくものだと考えております。
信頼の作り方はここでは書きません^^;
なので、人脈が欲しいということであれば、
逆に、自分はその方に一体何をしてあげることが出来るだろう。
こう考えると良いかなと。
仕事で非常に忙しい方からしたら料理が上手な人が魅力的に見えるかもしれません。そんなイメージです。直接は教えないにしても。
欲しい人脈に見合った魅力が出せるような「努力」をしているのであれば、
類は友を呼ぶ という言葉のように、
自然と、そういう方々が自分の身の回りに集まっているかもしれませんね。
ここでこの話は終わりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
巨峰でも食べながら楽しい夏を過ごして下さい!
人間関係に疲れた時は・・・
スポーツや登山もいいけど、やっぱ睡眠が大事
ではまた!