風しん排除には　君たちの行動が　必要なのさ【立ち上がれサラリーマン】

皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍（たつ）です。

今回の記事は、今を働く責任世代の男性諸君にお伝えしたい内容となります。なるべく簡単に分かり易く手短にまとめたいと思います。

2019年2月　厚生労働省から「風しんの追加的対策について」通達がなされた。上のポスターはシティーハンターを用いた広報用のパンフレットである。

内容は、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの男性を対象に風しんの抗体を調べる検査と、抗体の無いものについては予防接種をして流行を防ぐべく、当該年代の風しん抗体保有率を国を挙げて取り組んでいこうということである。

風しんって？

風しん（風疹）とは、風しんウイルスに感染することで発症する急性の発作性感染症であり、高熱、関節痛の症状が出て重症化することもある。「三日ばしか」とも呼ばれ、幼少期によく感染を耳にする「はしか」「水ぼうそう」「おたふく風邪」と並び、よく耳にするであろう感染症の１つである。

飛沫感染をする非常に感染力が強くやっかいであるが、一度、感染や予防接種等で抗体ができると感染しないとされる。（必ずではない）

これは私が学習した内容になりますので、詳細は医師に確認いただくことが適切である。

昭和37年から54年の男性対象ってどうして？

風しんは、妊婦が感染すると、胎児への影響が心配され、先天性の風しん症候群の子供が生まれてくる可能性が高くなると言われる。このことから、上記年代においても女性はワクチン接種を義務教育の過程で打っていたようだが、男性については詳しい理由は分かりませんが、上記年代は予防接種を実施していなく、抗体保有率が低いと言われている。

近年では、海外で感染して帰国してから発症したというケースが散見され、さらには、2020年東京五輪では海外からも多くの外国人が来ることから、流行の恐れがあり、そんな事態になれば、お互いに不幸なこととなってしまう。国策として対処するに値するのであろう。

幼少期にかかったので自分は・・という気持ちもわかりますが、まあ、記憶というのは得てして当てにならないのである。

どうすれば？

みなさんの住民票が登録されている管轄の自治体から、風しん抗体検査用のクーポン券が送付されます。このクーポン券をもって、基本的には定期健康診断などの機会に申し込みをし、検査を受けることができます。どこでも使えるとは限りませんが、ある程度の規模の健診センターや病院ではおおよそ使えるはずですので、先ずはお問い合わせをして事前確認をすることをお勧めします。抗体検査とは、血液検査（採血）で調べることが出来ます。そしていよいよ検査結果で抗体がありませんでした、ということになれば、今度は風しんの予防接種を受けていただく流れになります。２～３割の対象者は抗体をもっていないことが見込まれています。

最後になりますが、注意点として、クーポン券の配布は自治体によって運用が大きく異なり①配布時期　②有効期限　③対象年齢　が違ってくるので、この3点についてはよく確認をしてくださいね。

問い合わせは各自治体の担当窓口にお尋ねください。私でよろしければ、プロフィールの問い合わせフォームよりご相談下さい。可能な範囲で回答させていただきます。

まずは、この記事を読んで「ああ知っている」状態になっていただけたら嬉しく思います。ではまた。