琉球ガラスもいいぞ! ファミリー層におすすめ
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
昨日、こんな記事を書きました。
高級品である、KAGAMIクリスタルのロックグラスを紹介し、いいおっさんなら、1つくらいは・・と、力説してしまいましたが、
コストも嵩むことから、ファミリー層だったり、複数個揃えることも考慮した、もっとファミリー層に向けたものは無いかと、思考を凝らしたところ、
比較的リーズナブルで、丈夫で、センスが良いものがありましたので紹介したいと思います。
それは 「琉球ガラス」 です。
今日はそんな琉球ガラスの魅力に迫ります。
はいさーい!
琉球ガラスとは
琉球ガラスとは、その名の通り、沖縄で製造されているガラス工芸品を言います。
明治以降に作られるようになり、戦時中~後に発展を遂げ、今や沖縄の代表的な伝統工芸品の1つです。
その特徴の1つ目が「廃瓶で作る」言わばリサイクル品であるということ。
実際のところ、現在造られているものが全て廃材によるものではないと思いますが、戦時中、ガラスが不足した時に
米兵が捨てたとされる、オレンジジュースやコーラ、ビールなどの廃瓶を再利用して新たなガラス製品を生み出したことが語り継がれています。
SDGsじゃないですか!(笑)
廃材で造るので、出来は荒く、ラベルなどが残ったりすることで、出来上がった製品に、2つ目の特徴である気泡が残ったり、不均一な色だったりと、普通は ”失敗作” とされるところ、
その個性を敢えて魅力として売り出していった結果、1998年ごろには伝統工芸品として指定されたという事です。結構最近なんですね。
琉球ガラスの魅力
私の愛用品(10年近く使用)
一見、安っぽい感じも否めませんが、沖縄の海を想像させる(?)鮮やかなブルーが涼しげで良い。
琉球ガラスは、ブルーのカラーが多いですね。
その製法は「宙吹き法」と呼ばれる製法で、高温で溶けたガラスに息を吹き込み、ガラスをふくらませながら製品の形を創りだしていくのですが、なんかテレビとかで見たことがあるかも知れませんね。この作り方。
職人の加減や、材料や環境等によって、陶芸のように出来上がりは異なってくるでしょうから、そういう意味では、2つと存在しないオリジナルな商品が出来上がると思うと、ロマンがある。
(機械による製造でほぼ均一に量産できる体制になってると思いますが)
グラスの底には、無数の気泡が散らばっている。
上から覗いた構図。3つ目の特徴として、温かみを感じる丸みをおびた形状と、コップのフチが分厚いことが分かる。
コップのフチ子さんも、これなら安心して座れるね(?)
「寝そべっても大丈夫そうだよ」w
・・・・・
ふちが分厚いのは好き嫌いがわかれそうだ。
とはいえ、子供にもお勧めできるし、グラスもなかなか丈夫なので家族みんなで楽しく使うことが出来るぞ!
私は、アイスカフェオレとか、ガブガブ飲みたいときにこのコップを使う。
ふちが分厚いと口当たりが優しい。反面で、こぼれやすいというデメリットもある。
気泡があったり、分厚かったりと、好き嫌いは分かれそうだが、
丈夫で長年愛用できる信頼感も強いグラスである。
値段は多少幅があるが、概ね1,000円~8,000円くらいで入手できるだろう。
なかなかユニークなグラスが多い。
ロックグラスはこの琉球ガラスとKAGAMIクリスタルのものしか使っていないので、他のガラス工芸品を把握しておらず、アソシエイト効果(完全に主観的)になっている発信でしょうけれど、コップをゆっくり眺める余裕があるのは、正月かお盆くらいしかないので、皆さんも今一度、興味を持ってみてはいかがでしょうか。
ではまた!