登山もトレランも最初のGORE-TEX(ゴアテックス)はコレだ!【mont-bell】

登山もトレランも最初のGORE-TEX(ゴアテックス)はコレだ!【mont-bell】

2021年1月15日 オフ 投稿者:

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

 

GORE-TEX(ゴアテックス)製の登山用レインウェアとして、最も多くの方に愛用されているのではないかと思うほどよく見かけるのが、

mont-bell(モンベル)のレインウェアだ。

 

いくつかラインナップがある中でも、私が持っている

トレントフライヤー ジャケット(パンツ)

ストームクルーザー ジャケット(パンツ)

この2つのレビューと、その他ラインナップ含めての機能差について紹介して参ります。

 

ゴアテックス入門としてお読みいただければ幸いです。

 

 

 

GORE-TEX(ゴアテックス)とは

ゴアテックスとは、衣類の中で最も防水に優れるとも言われるゴアテックスメンブレンを素材として使用した防水加工の商標を指します。

水を通さず、けれども汗などから蒸れてくる水蒸気は通すので、高価ですが雨天で活動する多くの人が快適さを求めゴアテックスを買います。

尚、水だけではなく風も通さないので、ウインドシェルや防寒具としての役割も持ちます。

私も雨が降っていなくても防寒の目的で着ることがあります。

最近ではレインウェアだけでなく、シューズであったり、色々なものにゴアテックス製のものを見かけますよね。

 

また、ゴアテックスと合わせて”シームレス加工”という言葉も耳にしますが、シームレスとは、縫い目のない加工を指します。

縫い目などから水が浸透してくるので、こういった加工が施されるのです。簡単に言うと隙間が無いようにしているわけなんですね。

 

 

 

多くのランナーにも選ばれるmont-bell

トレイルランニングでも、出場する条件となる必須アイテムの中に、

”ゴアテックス等シームレス加工されたレインウェアの持参”

と、季節や距離の長さ(過酷さ)によってこれらが必須アイテムとなる大会も多い。

 

ゴアテックスでなければだめなのかというと、それに匹敵する防水機能を持つものであれば良いと私は認識しますが、ゴアテックスをゴリゴリ推奨しているのが感じ取れます(笑)

 

実際にレースに出場すると、mont-bellランナーが多く被りまくりです(笑)

又、同様に登山でもよく見かけます。

それは何故でしょうか。

 

 

先ず、一言目は その価格の安さです!

 

そして、結論的に言うと、価格と品質のバランスが取れていることに尽きると私は思っております。

 

でも、

mont-bellのゴアテックスがベストな選択かどうかは色々着てみないと判断はしかねるのですが・・・・

 

ゴアテックスも冬用の防寒を兼ねると10万円以上はみる必要があるし、そうでなくても、5万~10万くらいが登山ブランドの中では標準かと思います。

それに比べ、mont-bellはいくつかラインナップはあるものの、いずれも上下合わせて概ね3万円台で買えるではありませんか。

 

安い、軽い、信頼のmont-bellブランドと3拍子揃っていることもあり、もちろん、本物のゴアテックスなので、なるべく費用を押さえたい場合、

登山スタイルにもよるのですが、手始めにmont-bellのゴアテックスを買ってから今後を検討していくのが個人的におすすめです。

 

 

私の場合はトレイルランニングや、雨天登山や夜行登山など割と険しい登山をするので、高価なゴアテックスを買って1日で破いてダメにしてしまったら・・

 

きっと・・相当落ち込むと思います・・・・

 

 

 

安いからと言って品質も悪くなく、2着目もまた同じのを買うくらい、使えるレインウェアです。

 

他のユーザーさんも私と同じようないきさつで選んでるような気がします。

だからこそ、かなり見かけるのだと思います。

 

 

 

 

代表的な3つのラインナップを紹介

似ているようで、それぞれ違う3つのゴアテックスモデルのmont-bellレインウェアを紹介します。

①レインダンサー

モンベル ホームページより

レインダンサー ジャケット

重量 335g ※メーカーより

定価 ¥16,800- 税別

 

 

②ストームクルーザー

モンベル ホームページより

ストームクルーザー ジャケット

重量 254g ※メーカーより

定価 ¥20,800- 税別

 

 

③トレントフライヤー

モンベル ホームページより

トレントフライヤー ジャケット

重量 194g ※メーカーより

定価 ¥22,800- 税別

 

デザインから何から同じに見えるので、写真だとイマイチ違いが分かりませんが、選ぶポイントとしては、重量を比較した上で登山のスタイルによって選んでもらえれば良いと思います。

3つのラインナップ中では重量が軽くなるにつれ、価格も高くなっております。これは、防水機能を維持しながら軽量化を図ることの難しさの表れなのかもしれません。しかし、そんなにおおきな価格の違いではありません。

 

重量が重い分、厚みがあるので「レインダンサー」なんかはトレーナーやフリースなどの中間着を着た状態でも着れそうです。但し、夏だと暑そうです。

そして、もっとも軽いのが「トレントフライヤー」これはトレイルランニングではもう超お馴染みです(笑)194gは相当軽い・・

そして、その中間が「ストームクルーザー」モンベルもこれが究極のモデルだとホームページ上で謳っています。

 

雨に踊るレインダンサー、

雨の中を駆け回るトレントフライヤー、

嵐を巡るストームクルーザー、

 

あなたはどれを選びますか?

雨の中、快適に歩くことができたらもっと雨が好きになるかもしれませんね。

 

 

 

ベストな選択はわからないけれど・・・

ここまでmont-bellの3つのレインウェアを紹介してきましたが、

私が持っているのは、

ストームクルーザー

トレントフライヤー

この2つです。

 

ストームクルーザー

トレントフライヤー

デザインも良くシンプルでいてそれでお洒落。

トレントフライヤーはほんと軽くてぺらっぺらですが、ストームクルーザーは少ししっかりした手触りです。

 

よ~く見ると、GORE-TEXのロゴが!渋い!

 

胸ポケットに携帯や財布などを入れることも可能。

ただし濡れてはならないものは、ここではなく、ザックに仕舞うようにしましょう。

 

mont-bellの蛍光のロゴがかっこいい。

 

コンパクトに仕舞えるのでザックの場所を取らない!

 

だぼつくところは、このようにマジックテープで調節が出来る。ピッタリ着こなすことが濡れないための工夫。

 

登山に限らず、普段使いもいけますね。

 

 

まあ、このように非常に愛用しているのですが、

トレントフライヤーの方は、4回のアルプス登山と2回のトレイルランニングレースを経て、摩耗により破けてしまいました・・

アルプスの稜線では岩の上で結構転倒したので、その時の勢いで破れてしまったんだと思います。

なので消耗品的な感覚はあります。

防水はさすがゴアテックス、快適でした。しかし、回数を重ねると防水効果が若干弱くなっている気がします。(メンテナンスをしていても)

ちなみに、ゴアテックスはメンテナンスが必要であり、

洗濯などで汚れを落とした上で、乾かし、そこにゴアテックス用の防水スプレーをかけ、乾燥機にかけるか、低温設定のアイロンがけなどをして

防水機能を損なわないようにメンテンナンスを施しましょう。

 

 

 

先ほど、mont-bellのゴアテックスウェアは消耗品感覚と言いましたが、

耐久性は価格相応のものなのか、それとも私が激しく使い過ぎたのかは判断が難しいです。

やはり2~3年で買い替え続けるのが良いのか、

mont-bellだけを買うのではなく、たとえ高価でもさらに丈夫な生地を追い求めて、5年以上使う方がコスト面でも賢い買い物になるのかは今後模索していく必要がありそうです。

 

長くなりましたが、とはいえ最初のゴアテックスはmont-bellから試してみるのはお勧めできます。

ではまた!